吉野川を渡りました
吉野川は、四国三郎と言われる大河で、度々氾濫を起こす暴れ川ですが、真ん中に日本一大きい善入寺島という川中島があり、お遍路道はその善入寺島を通っていました。
今回、このお遍路道を歩いて、吉野川を渡りました。
この橋を通り、川中島(善入寺島)に渡ります。
昔は、3000人の人が住んでいて、小学校もあったと、説明板に書かれていました。
でも、あまりにも洪水が多発するので、住民の皆さんは移住し、今は全て農地になっているんだということも書かれていました。
歩いていくと、島には、いろいろな作物が植えられていました。
初めに見えてきたのはこの作物でした。
何だか分かりますか?
実はタバコです。
タバコの葉っぱなんです。(以前見たことがありました)
黄色くなった下の葉っぱから収穫するそうです。
少しだけ咲いていました。
写真で見る一面のひまわり畑ではありませんでした。
まだシーズンではないのでしょうか。
それとも、ここは、以前ヒマワリ畑だったところなのでしょうか。
この島は、川が増水して度々水に浸かるため、鉄塔も下の方だけコンクリートになっているのかなぁと、思いました。
2つ目の橋が見えてきました。川中島から吉野川の本流に架かるこの橋を渡ります。
お遍路さんが一番絵になるポイントなんだと、ガイドブックに書かれていました。
橋には、手すりも欄干もありません。
この橋が、川が増水した時、橋全体が川底に沈む、潜水橋と言われる橋だからだそうです。
橋が低く、川の水面まですぐ。
車も通るのでその度に端に寄らなければなりません。
ちょっと怖いです。
振り返ると、こんな風景でした。
吉野川は、とてもきれいな水が流れる、ここに住む人との距離がとても近い四国一の大河なんだなぁと思いました。