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“身近な秋の野草” ツリガネニンジン
ホタルブクロをうんと小さくしたかたちの花です。
釣り鐘に本当によく似ていて、真ん中の突き出た雌しべが、打ち鳴らす棒に見えます。
釣鐘型の花、チョウセンニンジンに似た根の形から、ツリガネニンジンと呼ばれます。
春先の新芽は、トトキと呼ばれ、美味しい山菜として食べられているそうです。
また根は、咳止めの漢方薬となるそうです。
開発などで、土地を掘り返すと消えてしまうそうで、確かに、山の近くの、昔からの田んぼの畦によく咲いています。
そこで一句
「日も暮れよ 鐘も鳴れ 月日は流れ ツリガネニンジン」
アポリネールさん、堀口大學さんごめんなさい。
気を取り直して
「稲刈りを 待つばかりなる 田の畦の 草に埋もれる 釣り鐘の花」