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京都市京セラ美術館

展覧会「跳躍するつくリ手たち」を見に行きました。

立体の作品でした。

写真がOKでしたので、その一部を

TAKT PROJECT
《grow  ⇄  grow : globe》


石原源太
《感触の表裏》
作品の一部分
作品に反射した光の干渉


目[me']
《アクリルガス T-2M》

これが一番気に入りました

横から


津守秀徳
《存在の痕跡》


岩崎貴宏
《Out  of  Disorder (Layer  and  Folding)》


黒い綿棒と


細い針金で作られてました


田村奈穂
《フロート》

灯りが順番についていく仕掛け


帰りかけて、
 
出口に向かい、ある部屋の前を通りかかると、ピアノの音が聞こえてきました。

お坊さんのような方が、ピアノを弾かれてました。
「音在〜ピアノと光と空間と」という、今日だけの催しのようでした。

数人が聴いておられたので、私も床に坐って聴かせていただきました。

光の広間


霧雨が降るように、音が降ってきて、身体に染み込むような演奏でした。

クラシックでも環境音でもないやわらかな旋律に、ずっと包まれて坐っていました。

しばらくすると音が止み、靴音がして、演奏されていた方がどこかに行かれ、静かで明るい部屋この部屋が気に入ったので、しばらく一人で坐っていたら、戻ってこられて、また、弾き始められました。

この場にいることのありがたさを感じました。

どこにもない、この方だけの心の中の音なんだろうなぁと思いながら、聞いていました。

家に帰って調べると、弾いておられたのは、土持悠孝さんという、京都のお寺の御住職で、やはりお坊さんでした。

即興演奏かなと思った曲は、ご自身が作曲された曲でした。

ただただ心地よい時間を、突然、プレゼントしてもらえました。