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ヒオウギスイセン

歯医者さんに行く途中の空き地にグラジオラスのようなピンクの花が咲いていました。

葉っぱがアヤメのように細長く、でも、花はアヤメとは似てなくて、先月出会ったスイセンアヤメみたいな花でした。

でも、スイセンアヤメよりもずっと大きくて、1メートル以上の高さでした。

調べてみたら、ヒオウギスイセン(檜扇水仙)という名前が出てきました。

根元から広がる葉っぱの様子が、ヒノキ(檜)で作られた扇に、似ていることから、名付けられたそうです。

ヒオウギスイセンの葉っぱの根元

でも、ヒオウギスイセンという名前で検索すると、大抵は、濃いオレンジ色のヒオウギスイセンが出てきます。

このピンクの花は、ワトソニアという仲間のようです。

山のお寺の登り口近くの、農機具の小屋の前にも咲いていました。
花にお水をやられていた方にお許しをいただいて、撮らせていただきました。

この花の故郷は、南アフリカです。

竹林や、田んぼを背にこの花が咲く風景は、日本だけのものなんだろうなぁと思いました。