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卒業研究・卒業論文 何をした

大学生の第一大イベントと言ったら個人的に思い浮かんだのは卒業研究・卒業論文です。

卒業をするために避けては通れない道で、ほかの単位や講義とは比べものにならないくらいに重みが違います。なぜなら単位が足らず進級できない、つまり留年になる場合であれば、親に陳謝し金を積めばまたなんとかなります(正直なんとかなっていない気もします)。

しかし卒業できないということに関しては、せっかく決まった就職を辞退して再び就活をすることになるし、大学院試験や公務員試験・教員採用試験もまた辞退することになります

そのため大学4年生は夏休みを終えたあたりから空気が変わり始めますし、周りと比べては焦ったり余裕を持ったり。

しかしその卒研や卒論とは一体何をするのでしょう。2年3年のときから具体的なイメージを持つことの出来ている方は少ないのではないでしょうか。

なかなか想像が付かないと思うので、今回は物理学徒の自分がいったいどんな取り組みをしたか紹介しようと思います。

4年の秋まで勉強勉強勉強

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卒業研究と聞くと、研究室に泊まり込んではデータを集める......というのを想像する方もいると思います。自分もそう思っていました。

まぁ実際は土台となる知識をひたすらたたき込んだり、計算例や実際の現象と照らし合わせて何が言えるのか、といった基礎的な勉強がほとんどでした。

それがおよそ秋くらいまで続きます。

途中数値計算(自分の手じゃなくてコンピュータに計算させる計算)の話題も出てきたのだけど、自分はプログラミングだとかそういったのをまったくいじったことがなかったのでここでも新たに勉強。

ちなみにfortranって言語を使ってます。

字数制限はない

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画像は私の卒論


ほかの学部の友達と卒論の話になるとよく聞かれるのが
何万字書くの?」という質問。

ちなみに私の場合は字数制限はないので、何万字書こうが何千字書こうが何百字であろうが問題はなかったです。実際、みんなに同じ質問をされすぎて逆に不安になってしまったため、指導教員にも字数制限について聞いたところ「何字でも良いぞ」と言われました。

正直どうして字数制限があるのか自分にはよくわからないのですが、自分の体感だと理系は字数制限がないところが多く、人文・教育系は字数制限が課されているところが多い様子(もちろん自分の周りの話です)。

地元の友人にも聞いてみると同じ傾向にあるようだったし、他大学の友人もそうでした。

何万と書かないといけないのか、お疲れ様だなと思ったけど、曰く「自然と3万字には達する」とのことでした。すごいなぁと思って自分のも数えてみたら(TeXだからザックリ数えたけど)ざっと2万は超えていそう。たしかに自然とそうなるのか。

コロナの影響で発表はなし

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卒論につきものというと卒論発表会。

理系では「素人」を名乗る(まぁたしかに専門違うから素人なのかもしれないけど)、プロの方から鋭い質問を頂戴してコミュ障になるのが恒例とされるあの行事です。

しかし自分の専攻ではおととしから感染症予防の観点で、発表会はなくなっているとのことでした。負担が減ると言えば負担が減るのだけど、個人的には滅多にない機会だったので残念というのが正直な感想です。

結局何をやったか

結局やったことは

・研究を進めるために必要な勉強(←これがほとんどかも)
・数値計算(←慣れないもので結構時間を費やした)
・計算結果の考察
・卒論を書く

といったところでしょうか。
正直たいそうな研究はやってないです。
お恥ずかしい。

私は理論中心なので実験はしなかったのですが、実験メインの方や装置開発みたいなことをしているのであればそういったのも加わってきたのでしょう。

もちろん取り組む内容や流れは分野や研究室によって異なるとは思いますが、卒論の流れがあまりわからない方などは1つ参考にしていただけたらなと思います。

#わたしの卒業論文

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