
これいいね! 03_これダイソンなの?
これはなんでしょう?
まぁ、見てのとおり、洗面台のところに取り付けられているものなので、蛇口というか何というか、給水の部分なんだろうということはわかります。
では、この両サイドについた、フィッシュボーンのようなものは?
実はこれ、乾燥機付きの給水栓でした。
この両サイドに出っ張った部分は、乾燥のための風の吹き出し部分。つまり、洗浄、乾燥が一体化されたものでした。
とあるうどん屋さん。
いつもの○○製麺系のお店に行ったとき、食事前に手を洗おうと洗面台に行ったら出会ってしまった。
「なんやこれ!?」
よくわからないけど、とりあえず、手は洗っておこう。シャワーの絵が描いてあるから、まぁ、水は出るだろう。
手を洗いながら、いや、ろくに手を洗えてなかっただろうな。男子は脳がシングルタスクだから。他のことを考えながら行動ができない。
かろうじて手を洗う動作だけしながら、「これは何をするためのものなんだろう・・・」と、考えても出てこない。
「わからないときはボケる」というのが我が人生の基本なので、あれやこれや考えてみる。
バイクのハンドルのように、両手で握ったら電気が走って、プチドッキリか?とか、、、
ボケもくだらん。。。
やっぱりわからん、と諦めて、洗い終えた手をある程度ハンカチで拭いて、仕上げは乾燥機で、と思ったら、、、
ない。
あ。そういうこと?
そう。そういうこと。
ということで、これが乾燥機だということを、あの、なじみの、でっかい、箱型の、壁に設置されているのが存在しないことで認識しました。
このフィッシュボーンの下に手をかざすと、それはそれは豪快な風量で風が出てきました。
これだけの風量であっても、すべては、洗面台のボウルのすぐ上での出来事なので、そこらじゅう水浸しになることもないだろうし。
考えたな。。。
このデザインの勝利だな。
どうしても困ってしまい、駆け込んだパチンコ屋さんのトイレでも、水・石鹸・風と、三点セットになった洗面台は見たことあるけど、
洗面台のボウルの前のほうから、申し訳程度にしか風が出ないので、十分なお役目を果たしてくれていない。
しかし、これはすごい。据え置き型に比べても遜色ないくらいの風量。
これいいね!
そこで、よくよく見てみると、「dyson」の文字。
ええっ!?これダイソンなの?
「ダイソン、こんなものも作ってるんだな。」と改めて感心してしまいました。
『Dyson Airblade Tap』という商品だそうです。
やっぱり、乾燥までの時間の短さも商品メリットの訴求ポイントになっているみたい。
鹿児島と種子島や屋久島を結ぶ定期船である『トッピー』や『ロケット』で有名な高速船。
(種子屋久高速船株式会社の船内・設備案内のページより引用)
これ、ジェットフォイルという高速船だそうですが、この船は、あのボーイング社が開発した水中翼船で、『ボーイング929』という型番まであります。
ええっ!これボーイングなの?
それを初めて知ったときの驚き以来でしたね。
(現在はライセンスを川崎重工に移管しているようですが。)
基礎技術がしっかりしていれば、応用は比較的簡単、というわけか。。。
そして、世の中の役に立つ。
うらやましいな。
そういう風に仕事ができると幸せだろうな。