嫌なことノート 03_拝啓「ちくわメーカー」様
これまでに投稿した、
「これいいね! 09_調剤薬局でもらったシール」でもお話ししたとおり、
何かモノを作るときは、「その後のことまで考える」ということが本当に重要なんだな、ということに気づかされます。
しかし、たとえその後のことまで考えたとしても、
「あぁ、そういうこともあるのね・・・」とか、
「そこまでは考えていなかった・・・」とか、
考慮不足であることが発覚することもあるかもしれませんね。というお話しです。
これ、見てのとおり、ちくわ。
(「イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ)」から引用)
この手のちくわ、5本入りであることが多いですね。
お弁当のおかずに入れてくれたりもしますし、お料理に使うこともありますが、
我が家は4人家族なので、一度に5本使い切ることはほとんどありません。
何本か使って、残って、一旦冷蔵庫に保存して。という場合がほとんど。
そう、一旦保存するんです。
で、どうやって保存します?
パッケージから出して、ラップに包んで、という方法?これは面倒ですね。
できれば、パッケージから出さずに、パッケージを利用して、そのまま保存したいところ。
うちもそうです。パッケージをそのまま利用して、くるくるっと巻いて、輪ゴムで止める、という方法。
こんな感じ。
しかし、ここで一つ問題があります。
パッケージを開封するときは、上か下かのいずれかからの開封になりますよね。ここでは、上から開封したとしましょうか。
こんな感じ。
中身のちくわは縦方向に入っていますので、開封したところの、もうすぐそばにちくわさんの頭がいらっしゃいます。
ですから、一度横向きにするなどしないと、くるくるっとできないということになります。
はい。うちもそうしています。先ほどの写真のように。
1、2本であれば、「まぁ、仕方ないか。」で済ますことができるのですが、
これが、1本だけ使って4本保存、となると、こりゃなかなかですよ。
なので、、、これ、そもそも横から開けられるようにはなりません?
こんな感じ。
こんな感じで開封させてくれると、取り出した後、くるくるっと巻きやすい。
たまに、スナック菓子であるような、「開封し辛い場合は、ここから縦に開けてください。」と切り込みが入ってるあれ。あんな感じ。
でも、もちろん、ちゃんと真っすぐに、力入れずともスーッと切れるようには工夫してくださいね。
開封に失敗して、柿ピーまきパーティーになったことがありますので。
うすーく筋がついていて、そのラインでうまく切れるようになってるのもありますよね。あんな感じ。
キッチンばさみを使わなくても良いようにしておいてほしいところです。
まぁ、そんな感じで、縦に開封できるようになったとして、
でも、問題がもう一つ。
一旦保存するということは、今度は、「いつまでに使わないといけないのか?」ということが気になります。
つまり、賞味期限に気を付けたい、ということです。
ですから、くるくるっと巻いたとき、その賞味期限の表記部分が中に入ってしまっては困ります。
そこで、賞味期限の表記は、開封する側に近いところにしていただけませんかね。
こんな感じ。
そうすると、必ず巻き終わりのところに賞味期限の表記がくることになる。
ここまで、ちくわに悪者になってもらいましたが、この手の話しは、その他何にでも言えますよね。
例えば、スパゲティとか。
(「日清フーズ マ・マー スパゲティ」のページより引用)
スパゲティの場合は、よりシビアですよ。
縦横の長さの関係上、ちくわのように横向きにはできませんから。
と思っていたら、やはり、「チャック付き」というのがあるんですね。
(「日清フーズ マ・マー スパゲティ」のページより引用)
これは素晴らしい。
さすがに、容量の大きい商品には付いてるんですね。こういう機能が。
しかし、容量が小さいものであっても、残るもんは残るので、それに対応してくれないとだめな場合があるにはあります。
あと、この機能を付けるためのコストアップはどのくらいなんだろう。
結構かかってるような気がするので、コストをかけずして工夫で乗り切れるようにすることが重要ですね。
と、散々持論を述べておりますが、私がやってることだって、
「輪ゴムが必要じゃねーか!」ということでございます。はい。
ぜひぜひ、スマッシュヒットをお願いします。メーカー様。
またまた、「本当に細かいことでよくnoteが書けたもんだな」という感じではありますが、
「これはあかん」ということから、「で?どうする?」というヒントを得るという訓練にはなっております。
そして、今回は、その後のことまで考えるのは考えるのですが、状況によっては、「場合に分かれる」ことまで考慮する必要があるよね。ということに気付かされる嫌なことノートでした。
つまり、「パッケージは、捨てられるもの。」というケースだけでなく、「パッケージは、途中、一旦保存するためのもの。」というケースもあるということ。
ということで、やっぱり、今回も、最後はこれですか?
こういう、ほんのちょっとしたことで、モノの善し悪しって決まるんですよ・・・
また言うたった。