これないの? 03_既に「ハンドソープディスペンサー」って名前まで
今回はシンプルに、本当にシンプルに、
「自分のような凡人が考えることなど、世間では、とっくの昔に検討済。」
ということでございます。
そんなお話し。
だから、「これないの?」で記事を書いてはいけないな、と思いながらの投稿です。
とある休日のお昼。
またまた大好きなうどん屋さん。大好きな釜玉うどん。
そして、食事の前は手洗い。
おおっ!?水道栓しかない。
「これいいね! 03_これダイソンなの?」でご紹介したとおり、すごいマシンを見てしまったので、
水道栓しかないとものすごい不安にかられてしまう。
これですね。すごいマシン。
いや。この水道栓しかないタイプで普通なんですけどね。
で?乾燥機は?ありますね。壁設置タイプだけど。
で?ハンドソープは?ありますね。これも壁設置タイプでお揃いなんですね~。
消毒液まであっていいですね~。っておい!
こんなに離れてたら洗面台びっちゃびちゃになるやんけ!
こんなに離れてたらよ!
まず手を濡らして、そしてハンドソープに手を伸ばし、もう一度ボウルで手を洗う。という動作。
やっぱり。濡れたわ。
拭きたかったけど、紙がないから諦めた。残念な気持ち。
やっぱり、ハンドソープはボウルに近いところに無いと具合が悪い。
そして、やっぱり、ハンドソープは、手を近づけるとセンサーが反応して、必要量だけ自動的に出る。というのが最高。
おおっ!?
そんな機械ないんじゃない?
容器のフタ部分というか、プッシュして出す部分だけ取り替えられる、電動でハンドソープが出てくるようなやつ。
これはいけるんちゃう?
・・・。
いえ。いけません。全然いけません。
「ハンドソープ 電動」なんかでググったら、めっちゃ出てきます。
容器の先だけ付け替えるのではなく、もう、専用の機械であって、ハンドソープを機械に入れてしまう感じ。
そりゃそうか。そうだよね。
しかも、こういう機械、「ハンドソープディスペンサー」という名前らしい。
「ハンドソープ ディスペンサー 自動」で調べてみると、こんなにもかっこいいやつがあるくらい。
(「サラヤ株式会社の『ELEFOAM』のページ」より引用)
この手の製品は、値段も平均的に2,000円から3,000円くらい。
ほんと、調べる直前までの自分が情けない。
こういう調べ物をしてて、今回が一番情けない。
「知らないのは自分だけ」というパターンが続いてるな。最近。
まぁ、それはそれで、「既にあるのね」と認識しておきますか。
しかし、それだけで終わってしまってはもったいないので、自戒の念を込めながら、ちょっとだけケーススタディ。
今回のケース。「じゃあどうする?」を考えてみるならこんな感じでしょうか。
●既に存在するのは気にせず、同じ用途でも「もっといいやつ」を開発することを考える。
●同じような製品であるにしても、ちょっとした改良を加えて、異なる利用シーンで活躍できるように、目線を変えることを考える。
●(もうハンドソープディスペンサーから離れて)今回のように、ボウルとソープが離れてるのを解消する別の何かを考える。
●(もうハンドソープディスペンサーから離れて)今回のように、洗面台がびちゃびちゃになっても、すぐに乾くとかナントカで、快適な状態に自動的に復帰することができる何かを考える。
というあたりでしょうか。考えればまだ出ると思います。
そして、これらを題材にして、「誰の?何を?解消することでどんな価値を生むのか?」につなげられるようにする、という訓練が必要ですね。
まだまだですな。
前回の投稿、「これないの? 02_靴の丸洗い機」に続いて、
「知らないのは自分だけ」ということを肝に銘じて、日々精進でございます。