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これいいね! 13_開封前のひとこと
パソコンを利用しているとよく出くわすのがこれ。確認メッセージ。
「うざいなぁ」と思っている方もいるかも知れませんし、
これに救われた経験がある方も居るかも知れません。
以前、冗談で、
「アプリケーションを終了してもよいですか?」というダイアログを出し、OKボタンをクリックすると、
「本当にいいですか?」「本当に本当にいいですか?」と、何度か繰り返すプログラムを作ったことがありますが、
笑ってくれるのは2回目くらいまで。
皆さん、すぐに不機嫌になったという記憶があります。
それはさておき。
今回は、そんな確認メッセージは、何も、パソコンやスマホのようなバーチャルの世界でのみ有効なのではなくて、
リアルの世界でも、役に立つことがありますよね。というお話しです。
これ、最近送られてきた封筒。
私の妻が加入している生命保険に関する資料。
もうそんな季節になりましたか。
年末調整のために必要な払込証明書が送られてきました。
もう20年来の会社員なんでね。こんなことで季節を感じるんです。
早速ペーパーナイフを入れて開封しようとしたとき、
「おおっ!?」
と、何やら記載されているのに気がついた。
「開封する前に表のあて名の確認をお願いいたします。」だって。
開封しようとした手は止まるし、表のあて名は確認するし。です。
改めて我が家宛ての郵便物であることを確認してから開封しました。
そう言われてみると、確かに。一旦手を止めてもらったほうがいいですね。
配達ミスか何かで、よその家の郵便物なのに、誤って開封してから、「ちゃうやん!」となるケース。あるんでしょうね。
こちらは、同じ時期に送られてきた別の郵便物。
「親展」とか「重要」とか記載されていますが、
「はいはい・・・わかってますよ・・・」とつぶやきながら、ノールックで開けようとします。
しかし、この郵便物も何やら記載されている!
「おおっ!?」と、一旦手が止まり、
「検診に関するお得な企画のお知らせです。必ずお読みください。」
宛先なんて確認することなく、ペーパーナイフは再始動。
この郵便物も、我が家宛てで間違いなかったから良かったんですけどね。でも、確認することなく開封してしまいました。
ごめんなさい。協会けんぽさん。
見せしめみたいになってしまいました。
それが普通です。大丈夫ですよ。でないと、今回のお話しもできなかったところですから。
ではもう一つ。
これは、今月に予定されている健康診断のための書類やその他のグッズが入った封筒。大腸がん検診がありますからね。提出のためのその他グッズがあります。
裏はこんな感じ。
健康診断についての注意事項は記載されていますが、開封についての記載はありませんね。
もし記載するのであれば、この位置になると思います。
特に健康診断の資料は、様々個人的な情報が記載されていることもありますので、「見られたくないな」と思う人もいるでしょう。
私は大丈夫ですけどね。見たままの不格好なので。
もし誤って開けてしまっても、
「ごめんごめんごめんごめん。全然、全然、何も見てないから。」
と言えば大丈夫なんだろうとは思いますが、一工夫あっても良いところ。
そう、今回のお話しは、一工夫ですね。ものすごく小さなことですが。
封筒のフラップに一文印刷するだけなので、コスト的には、ほとんど、いや、全く変わらないと思います。
もちろん、これが印刷されてるからといって、事故を完全に防ぐことはできないでしょうけど、
今回の私のように、一旦手を止めて確認するという人は少なからずいるはず。
それで、誤って開けたほうも、開けられたほうも、なんとなくいやーな感じにならずに済むのなら、そのほうがいいですね。