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これいいね! 02_クレラップ最強説
これ、言わずと知れたクレラップ。
今回は、このクレラップがどれだけすごいのかということを語ってみたいと思います。
しかし、語るときに重要なのが、その語り方ですが、今回は、王道中の王道である「分解」でいってみたいと思います。
「分解」と言っても、モノとしてのパーツに着目する場合もあれば、時系列に並べてフェーズに着目する場合もあったり、本当に、様々に分解することができますが、
ここでは、時系列に語りつつ、モノとしての構成要素に触れていく感じの合わせ技で語りたいと思います。
まずは、クレラップを開けるところから。。。こんな感じ。
ミシン目が入っていますが、当然ミシン目のとおりにちぎれてくれます。(そうならないやつすら存在するから怖い)
部分的に、直径8mmくらいの円状に、6箇所ほど、薄く接着剤が塗ってあるようですが、ちぎれるときにもスムーズに、余計な剥がれ方をすることもなく剥がれます。
他のラップで、もう、この時点で怒りが爆発しそうになるものもある・・・
ラップに限らず、びっくりするくらいのロングテール状に剥がれるものがありますからね・・・
おまけで言うと、ここにベルマークも付いている。どれだけすごいねん・・・
しかも、このベルマークが切り取りやすくなるように、ミシン目まで付いている・・・
そうなんです。ベルマークって、外枠ギリギリに切り取ると無効になるんです・・・マージンが必要なんだって。。。知ってました?
わざわざ綺麗に切り取ったは良いけど、「そんなんあかんやん!!」って、うちのやつに怒られたことがある・・・
もちろん、それもクリアしてる。
開ける前も、開けた後も、「刃に注意」と目立つように記載してあるのも最高ですね。気配りさんです。
開けた直後。こんな感じ
開けて、いきなり、ラップを取り出せない商品が結構多い。
そして、自分のように、深爪が過ぎて、基本的に爪が機能しない人は、ラップの端を捕捉できず、途方に暮れた挙句、子供に頼むってことになります。
そこで、、、クレラップですよ・・・いや、クレラップ様ですよ・・・引き出し用のシールが付いている。。。
もちろん、そのシールの端は、はじめから少し浮いていて、まぁ普通につまむことができます。
で、びっくりするのがこの後です。これ。
「引き出しシール ここに貼る」ですよ。
途中、アクシデントが発生して、ラップが取り出せなくなったときは、再度シールを使ってくださいね、と来ましたよ・・・
着々と神に近づいていきます。
で、いざ、ラップをしようと、左手で箱のほうを持ったとき、親指がええかんじで滑らないようになってます。
わかります?「ここを押さえて」と書いてあるところに、うすーく、ニスのようなものが塗布されている感じ。滑り止めです。
ラップを引っ張る感じと、箱を持ってる感じのバランスが悪く、ラップの芯のほうが飛び出してしまうことがよくあります。他のラップは。
でも、神は違います。「飛び出しガード」ですよ。。。
そして、いざ、ラッピングです。操作上、最重要であると言っても過言ではない切れ味。それをもたらす歯。もちろん最高です。
なのに、これが紙でできてるって信じられない。。。神なのに紙ですよ。金属じゃないのに素晴らしい切れ味・・・
まず力のかかるところは大きく。
そして、途中は細かく、最後は、また大きく。
こうすることで、「途中で切れなくなる」とか、「全然違うルートで切れてしまって、めっちゃくちゃ斜めになった。」とか、そんなことは絶対に発生しません。
ラップした後、また、次にラップするときには、端をつまむということが必要になりますが、そんなの全く問題なしです。
巻き戻りしにくいフラップ!
もうやばい・・・死にそう・・・
で、、、操作以外で、と言うか、ラップなんだから、これが一番大事なのですが、ラップの素材。
薄っぺらで、「これなんや!まぢか?ラップの用途果たすんか?」というものではもちろんないし、
ラップをかける前から静電気か何かでまとわりつくことも、ラップどうしでくっつくこともない。
指で触れても、なんかベチャベチャする感じの粗悪な感じもない。
もう、素晴らしすぎて、このくらいでいいですか?という感じ。
あ、まだあった。
あとは、「きちんとキレ窓」ですわ・・・
ラップする際、この子の顔が見えるように閉じた状態で切らないと、うまくいかないよ、という目印。
これは、ほんとかわいい・・・
ユーザーに目的を果たしてもらいつつ、それに加えてかわいいって・・・
もう、ほんと、センスの塊ですね。。。
この「きちんとキレ窓」については、株式会社U’eyes Designさんの『使いやすさ日記』の連載、
『467. かわいくてしかたない クレラップの「きちんとキレ窓」』
に紹介記事がありましたので、紹介させていただきます。
いや・・・ほんと、、、恐るべし、、、クレラップ・・・