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手取り20万円でも1年で100万円貯蓄する方法

前回のつづきです。上のタイトルで数回にわたって書いてみます。これを小出しと言う…

この記事は先に言っておきますが、「手取り20万円でも1年で100万円貯蓄する方法」の一部だけです。

『1万円の未来価値:5年後・10年後の予測』

前回、円の価値が下がると書いておいて、タイトルが矛盾している。価値が下がるものを貯めてどうするのか?しかし、せめて100万円くらいは円で持っていた方がいい。もし何かあった時のために。100万円あれば、病気で三ヶ月くらい働けなくてもどうにかなるし、その間に解決策も見いだせるだろう。

ただ現実は厳しい。100万円貯蓄できている人がどのくらいいるだろうか?

40代単身世帯の平均貯蓄額

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和4年」
自作

40代単身世帯の平均貯蓄額は657万円で中央値は53万円。そんなことより100万円未満しか持ってない単身40代が15%近くいる…なんて悲しいんだ。でもこれが現実。お金はあったらあっただけ使ってしまうのが人間のサガ。

「100万円を貯められる人」とは?

「100万円を貯められる人」はそのままもっと貯められる力を持ってるケースが多い。つまり、基本的に貯金ができるような行動習慣が身についているから、貯金ペースをキープしやすい。収入が増えれば、そのまま貯金額も増やせる。大事なのは、収入が低い時期でも少しでも貯金する習慣をつけておくこと。そうすれば、収入が増えたときに自然と貯金も増やせるから。

逆に、「全然貯められない人」ってのは、たいてい生活費や趣味にお金を使いすぎたり、そもそもお金の管理がうまくできてないケースが多い。こういう人は収入が増えても、同じように使ってしまうことが多い。収入と支出のバランスを考えないと、どれだけ稼いでも貯金できないまま。

貯められるかどうかって、収入そのものよりも日々の習慣や考え方が大きい。

1年で100万円貯める基本

1. 収入を増やす

これは一番わかりやすい方法。副業を始めたり、スキルを磨いてキャリアアップすることで、収入を増やすことができる。たとえば、フリーランスの仕事や投資などが考えられる。副業や資格取得を通じてスキルアップすれば、収入の増加につながるチャンスが広がる。

2. 支出を抑える

収入を増やすのが難しい場合、支出を減らすことが重要。無駄な支出を見直し、生活費や固定費を削減する。たとえば、毎月のサブスクリプションを整理したり、食費を抑えるために自炊を増やすなど、細かい出費を意識的に減らすことでかなり節約できる。家計簿をつけて、どこにお金が行っているのかをしっかり把握することも効果的。

3. メルカリで物を売る

これは小さな収入源として一時的に有効だけど、現実的な長期戦略にはならない。メルカリなどで不要な物を売ってお金にするのは、初めての一歩としてはいいけど、ずっと続けるのは難しい。

4. 人をだます(言語道断)

これは当然やってはいけないこと。倫理的に間違っている。

上記だけでは無理。1年で100万円貯めるために必要なたった1つの行動

収入を増やす支出を抑える、これだけで100万円貯めれたら誰も苦労はしない。もっと大切な今すぐにできることが1つだけある。

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