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「青春」の大トロの部分。

またまた前回から間が空いてしまいましたが、サークルの思い出を書いていきたいと思います。
前回はこちら↓

今回は3年生です。

未だ新型コロナウイルスの蔓延が続き緊急事態宣言やワクチン接種などが盛んだった2021年に自分は大学3年生になりました。2年生の時に学祭の代わりとしてやったMV再現の動画が終わったところで1つ上の先輩は引退となり、幹事を受け継ぐ時期となりました。
当時サークルの活動によく参加していた本学(他大じゃないということ)の学生が自分ともう一人しかいなかったので自然とそのどちらかという話になりました。
その時特にMBTIとかは知らなかったですが、自分はとてもじゃないがリーダーみたいなことはできないという自覚があったので、半ば押し付けるようにもう一人の子を幹事長にしてしまいました。しかし、後から聞けばその人もINFPらしいので、似たり寄ったりなのに責務を背負わせてしまったなという負い目を今も感じています。noteなんか見てないだろうけどここで謝ります。ごめんね。

そんなこんなで副幹事長なんてポジションをいただいて活動していくことになりました。具体的な副幹事長だけがやる仕事なんてなかったので、基本的には幹事長と後から加入した”しごでき”の会計の二人におんぶにだっこでしたが。

春の新歓食事会も昨年に続いてオンライン開催となり、またまた昨年に続いてあまり新入生と話をすることもできずで、終わったあとダラダラだべるというような感じでした。
「公認サークルになれば学生会館に部室がもらえるんだって」とか「公認にまでいかなくても手続きすればサークルとして教室を借りたりできるみたいよ」なんてことも話していましたが、結局やらずじまいで終わりました。

6月ごろになると11月の学祭をオフラインでも開催することが決まりいろいろと仕事が増えていきました。ダンスをステージで披露するのと同時に教室を使ってDJイベントのようなものをやることになっていたので、そっちの担当者に任せられました。どういう企画をするのかを運営スタッフに説明したり、教室利用者を対象にした説明会に参加したりしました。主な仕事は、運営スタッフから送られてくる手続きに関するメールをスクショして幹部のLINEグループに丸投げすることでした。(後から聞くとサークルとして持っているGmailに同じものが届いていたとのことでなんの意味もないことをやっていました。。。)

この年は春も夏も合宿ができなかったので、本格的に後輩たちと関わるのは夏休みが明けるくらいから始まった練習でした。
一応、月一でレンタルスペースに集まってDVDを観たり遊んだりするイベントはやるにはやっていましたが、そんなにたくさん来るわけでもなく元からいる人がただ来る、みたいな状態でした。

幹事長の子はあまりマメな連絡が得意なタイプではなかったので、週一の練習の案内は「ここは自分の仕事だ」とばかりにやっていました。
とはいえ前日の夜になっちゃうことが多かったですけど。

ステージに立ってダンスするのが1年生以来なのにいきなり幹事としていろいろ決めていかなければいけない立場なのでかなり苦労したことを覚えています。右も左もわからない状態の1年生の記憶は薄いですし、最後の参加だった4年生(1つ上の先輩)も去年やらなかったことでノウハウがほぼ存在しない状態でしたのでかなり手探りでやっていきました。

一番大変だったのは、著作権に関するあれこれでした。
今までとは違ってコロナ禍の開催だったことで映像配信ありの「ハイブリット開催」なんてことになってしまったので、使用する音楽は権利元に使用の許可をもらってから申請をしてくださいとの通達が運営スタッフから下されました。最初自分たちはBEYOOOOONDSの『激辛LOVE』を披露しようとしていたのですが、権利元から「これは洋楽のカバー曲なので大元の権利が海外にあるため、許可には時間がかかる」という回答をもらってしまいました。慌てて違う曲に変えたのですが、練習を始めていたのでかなり大慌てとなりました。

幸いダンスに関してはみんな上手だし真面目に練習してくれていたので何とかなりました。

教室のDJイベントの方もそういう手続きであたふたしてました。最初の申請の時点では、オンライン配信を希望しない、と選択したのですが、後になってからやっぱり全展示オンライン配信ありでなんて言われてしまって少しもめました。(今更運営スタッフの文句を言ってもあれですね)
話し合いの結果、無音で誰もいない方向にカメラを向けて配信するというDJイベントの意味がまるでない形に落ち着きました。

結果として、ダンスもDJイベントも大きな失敗なく終えることができて本当によかったなと思います。なお、この一連で自分がやったのは練習のアナウンスと、DJイベントの配信のごたごたと、あとサークルのTwitterアカウントで宣伝をちょろっとしただけでした。
幹部の他の二人には感謝しかないです。ありがとうね。

書いていて思い出しましたが、ダンスの本番前に大学の近くの公園でリハーサルをやることにしていましたが、思いっきり寝坊して自分はほぼぶっつけ本番という状態でした。思わずスライディング土下座をしてしまいました。(反省してたらそんなことやらない)

もう一つのやらかしが、何も考えずに申し込んだ「続・花鳥風月」の公演がDJイベントの日にかぶっていて、途中で抜け出してダッシュで会場へ向かったということでした。何とか間に合いましたが、疲れすぎてかなりウトウトしかけました。最低ですし、片付けにも参加しなかったので最低の2乗です。

そんなこんなでライブから直接向かった打ち上げで、そんな自分にも後輩の子たちはお疲れ様でしたと花束をプレゼントしてくれました。本当に大したことをやってなかったので特大の嬉しさとそこそこの申し訳なさを感じました。お酒が呑めるようになってから初めての打ち上げだったのでそこも含めてめっちゃ「青春」を味わえたかなと思いました。

サークル活動で一番盛り上がる時期である3年生の思い出といえばこんな感じでしょうか。秋にはギリギリ対面授業もあるよくらいになっていたので何とか味わえたかなと思います。その代わりに就活とかはあんまりちゃんとやらなかったので後々大変なのはその当時は知る由もなかったです。

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