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ど素人の結婚論。

ハライチの岩井さんが結婚されましたね。自分はハライチのラジオを聴いていますし、岩井さんのエッセイも二冊読みました。それでもあまり、結婚しそうな雰囲気を微塵も感じていなかったので、ネットニュースで知り声を出して驚きました。しかもお相手が自分よりも年下の方ということでそこも驚きでした。大喜利の動画で見かけたことのある程度だったので「お笑いの好きな人なんだよなぁ」くらいの認識でした。それでも本人たちのコメントを読む限りはお互いを尊敬しあっていて、とてもよい夫婦になるだろうと感じました。

しかし、ネット上では祝福の声のほかにも「10代に手を出すなんて」や、最初の出会いがおはスタだったことを取り上げ、「13歳くらいから恋愛感情を抱いていたんじゃないのか」などの否定的な意見も多く見かけました。
それを見ていて感じたことをつらつらと書いていきます。なお、自分は恋愛の経験が皆無に等しいので全く見当違いなことを言っているかもしれないのでそこは十分にご承知の上でお願いします。

まず初めに、この結婚を気持ち悪いと感じた人ほど年の離れた異性を邪な気持ちでもって見ているのでないだろうかと思いました。おそらく気持ち悪いと感じた原因に岩井さんが若い女性に恋愛感情を抱いていることを感じたのだと思います。しかし、自分はそうは思いません。(あばれる君みたいになっちゃった) 結婚は恋愛によってするものではないからです。見合い結婚をしろと言っているわけではなくて、もちろん恋人の先に結婚はあると思いますが、恋人と結婚するきっかけは恋愛ではないと考えるのです。
自分の中では結婚とは生活を共に営むということだと思います。なので、恋愛や性欲とは少し距離のある要素なのではないかと思うのです。もちろん、営みの中に性欲は含まれるとは思いますが、ともに暮らすとはそれだけでどうこうできるような関係性ではないと思いました。お互いがお互いにリスペクトを持ち、いつくしみ合うということが求められると思うのです。岩井さんと奥森さんのそれぞれのコメントからそのようなものを感じました。
そのため、この結婚に嫌悪感を感じた人や「おはスタの時から恋愛感情を抱いていたのか」と気持ち悪がる人こそ普段から「自分はそういう目で見ている」と白状しているようなものなのだと思いました。

実際に結婚までの経緯をラジオ「ハライチのターン」でも話されていましたが、やはり恋愛だけで結婚したような印象は抱きませんでした。おはスタでの共演の後も食事をすることもあったそうですが、未成年であるうちは二人きりでは決して行かなかったそうですし、特に恋愛感情を持っていたような話もありませんでした。もちろんラジオで話すことが全て本当だとは限りませんが、少なくともネット上で懸念されていたようなことではなさそうだと感じました。10代だけれどもしっかりした考えを持っているうえ、自分のことをよくわかってくれていることをすごいと感じたというようなことを岩井さんは話していました。
自分にもしそのようなお相手ができた場合を考えた時、自分も年齢差を気にすることなく結婚したいと思いました。仮に若いことを交際・結婚することの根拠に置くならば、それはいずれは失われるものであるし、相手にだけ若くいることを強いるというのはすべきではないことだと思います。

極論を言ってしまえば周りにやんややんや言われても当人たちの心が通じ合っていれば全く問題はないのだと思いますが。

岩井さんが奥森さんに「結局岩井さんは自分を好いてくれる人が好きなだけですものね」と言われてハッとしたと話していたのですが、自分もその要素があると感じました。友人との付き合いも受け身ばかりで自分から遊びに誘うことも少ないですし、チヤホヤしてくれる後輩にはいい顔をしてしまいます。

結論となりますが、自分は岩井さんの結婚はとても素晴らしいものだと思っています。尊敬しあえる相手と出逢い、結ばれるということは紛れもない奇跡だと思いますし、そんな相手と巡り合いたいと思いました。恋愛感情云々の前に岩井さんの未成年の人との付き合い方にも誠実さがあってそんな対応のできる大人になりたいと感じました。

改めてご結婚おめでとうございます。

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