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どのような海外株式投資信託を買うべきか

本記事を動画で確認したい方は⬇️


前回の記事にて海外株式投資信託、特にアメリカをベースにした投資信託をお勧めしました。

では海外株式投資信託を選ぶ際の基準はなんでしょうか?

【基準】
○手数料(販売手数料、信託報酬、信託財産保留額)が安い
○純資産が多い
○インデックス型
○アメリカベース or 全世界ベース or 先進国ベース

以上の条件を満たす投資信託が良いです。

手数料について

手数料ですがざっくり下記のイメージです。

引用 北陸銀行

ネット証券の方が圧倒的に安いため、ネット証券にて口座を開設するのをお勧めします。

今は、手数料を一覧化してくれる比較サイトもたくさんありますので、是非参考にしてみてください。

一つの目安として、手数料が、0.2%を越えないとリーズナブルなイメージです。
なので、ネット証券で買ってください。金融期間の窓口で購入すると、手数料えらく高いですよーーー

純資産残高(総額)が多い

純資産残高とは、購入したファンドの株式や債券の時価総額のことです。
イメージとしては、どれぐらいこの投資信託買われてるのかな?というイメージです。

例えば、emaxis slim 米国株式の目論見書をご覧ください。

引用 楽天証券 目論見書

4月30日現在、3960億円の時価総額があります。かなりでかいですね!
これが小さいと何が問題なのか?実はこのファンドが繰り上げ償還といって、販売が中止になってしまう事があるんですね。

こうなりますと、投資信託の基準価が購入前より低かった場合、損をしてしまいます。

例えば上のemaxis slim 米国株式で考えると

購入前 基準価 16000円
4月30日 基準価 15861円 

この時点で繰り上げ償還になると
-139円となり、損をする
(これは、かなり簡易的な計算です)

となります。なので、純資産残高は必ずチェックしましょう!

インデックス型か?

インデックス型とは、ベンチマークされた指標に連動して運用がされる形の投資商品のことをいいます。

例えば、有名なS and P500ですが

S&P500指数®とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数で、米国の代表的な株価指数の1つです。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所等に上場および登録されている500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。

   引用 楽天証券 emaxis slim 目論見書

つまり、この株価指数に連動して運用を目指すのがインデックス型です。

なぜこれが良いのか。
手数料が全般的に安いんですね。

これとは、逆に『アクティブ型』というのがあります。これは、ファンドマネージャーという人が独自に高い運用結果を目指します。

しかし、人が介在しているので、手数料が高くなりがちです。

また、インデックスとアクティブの運用結果には、面白いデータがあります。

世界最大の指数提供会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズの2016年の調査によると、米国株式クラスのアクティブファンドのインデックスに対する勝率は、1年で15%、5年で8%、10年で15%しかなく、全期間をとおして10〜15%の勝率しかありません。

引用 日本経済新聞2016年9月16日号記事

以上から、やはり、インデックス型が良さそうです。

アメリカベース or 全世界ベース or 先進国ベース

これは、ようはアメリカベースドの投資になっているか?を意味しています。

引用 株式投資第4版

グラフの通りアメリカ株は上がり続けていることを、歴史が証明しています。

投資信託の種類として、全世界や先進国のものも、基本的には、50~70%ぐらいは、アメリカ株になっています。
従って全世界や先進国の投資信託ならば、問題はありません。

以上を注意して是非ファンドを選んでみてください!

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