投資と働き方改革/税金対策
投資をする目的をお金を稼ぐことと一般的には考えますが、富裕層は異なるケースが多くあります。
投資の目的を自由な時間の創出また税金対策として実施します。
例えば
○年収2000万円のサラリーマン
○税引き後手取りは1300万円
○貯金1億円
○週6日勤務
○毎日夜遅くまで働き家族サービスができない
このような方がいたとします。
この方がこの1億円を使うことで生活を変えることが可能です。
例えば、欧米大手金融機関のドル建て劣後債(社債 格付けBBB)のような高い利回り商品(例えば8%)に複数分散投資をしたとします。
劣後債といえども、各国を代表するような金融機関に、分散投資をすれば倒産リスクは極めて少ないでしょう。
例えば日本で言えば、三菱UFJ、三井住友銀行、日本生命、第一生命の劣後債に2500万円ずつ入れるみたいなイメージです。
絶対に上の4つ潰れないですよね。
もし潰れそうになったら、間違いなく公的資金が入り、倒産は日本国が回避をするはずです。
なぜならば、倒産したらあまりにも影響が大きいためです。
だから、劣後債と言えども元本保証感はかなり高いです。
富裕層にはこのような安全性が高く、利回りの高い商品が集まります。
1億円の8%、税金は20%ですから
投資だけで、毎年640万円を稼げます。
(本来はドル建てですが簡易的に円で記載します。また、社債なので利回りは固定です)
そうすると、同じ生活をするには、手取りで660万円、額面で900万円を投資以外で稼げば良くなります。
額面2000万円を稼げる優秀な方は、額面900万円稼ぐのは多分半分ぐらいの労働力や時間で稼げます。
額面900万円でいいから働く時間が少ない会社に転職するなどもありです。
2000万円稼げる方なら、時短勤務になっても、900万円ぐらい稼げるかもしれませんね。
また、起業家や医師などスキルがあり、ある程度働き方を選べる方ならば、多分、週3日も働けば達成可能ですね。
しかも手取りは1300万円で変わりませんので全く同じレベルの生活ができ、かつ、家族との時間をきちんと作る事ができるようになります。
これは税金対策にもなっています。
2000万円稼ぐ方は、700万円、つまり、税金だけで1/3もとられてしまうわけです。
しかし、税金も33%→20%お得になっています。
このように、ある程度の資産を作れれば、働き方を変え、QOLを上げることができるわけです。
ちなみに、このような劣後債投資は、20万米ドルぐらいから投資可能ですので、厳密には3000万円ぐらい預金があれば、富裕層でなくても可能です。