持株会のメリット、デメリット
上場企業にお勤めのかたは、持株会はやられていますか。
あれのメリット、デメリットはなんでしょうか。
ちなみに、持株会を肯定も否定もする気はありません。
『メリット』
○購入時10%追加などの奨励金がある
○定額(少額)購入ができる
○所属企業が、延び盛りの場合、その恩恵を受けられる
『デメリット』
○会社への依存度が高くなる
○税制メリットがない(nisaのような)
○すぐに売却かできない
私はやってないのですが、特に会社への依存度が高くなる点に懸念があります。
例えば、年収600万円、貯金500万円、持株会500万円、他株式500万円の資産やインカムがあるとすると、2100万円の資産のうち、1100万円、つまり、52%が会社に依存した資産になります。
どういうことかというと、所属企業が仮に潰れると、あなたの資産の半分は消滅してしまう可能性があるのです。
また、会社が傾いたら、給与は減少し、株価は下がりますので、やはり、資産に対する影響は甚大です。
有名なのが、破綻した山一証券です。
社員は、一瞬にして、職(給料)を失い、持株会も最後1円になったのは有名な話です。
このように、持株会は、リスクが集中することが、問題です。
勿論、所属企業が素晴らしく、破綻リスクがなければ、奨励金もあるため、良いかもしれませんね。