いくらあればfinancial independenceができるかを考察
株式資産としていくらあれば(教育費は別で)、50歳時にfinancial independence(完全リタイア)できるかをシミュレーションしてみた。
(条件)
○株式資産は年4%で増加する
○60~64歳は月300千円の取り崩し
○65歳~は月100千円の取り崩し(年金を考慮して)
(結果)緑タブ
○上記条件では、6000万円以下では不可能
○上記条件では、7000万円以上で可能
(補足解析)黄色タブ、65歳で大暴落
○7000万円あり、65歳でリーマンショック並みの大暴落があった場合(株式資産が半減)は、7000万円でも資産は枯渇する
○1億あれば、仮に65歳でリーマンショック並みの大暴落あっても、資産は枯渇しない。
(結論)
一般的な生活をすると考えた時、50歳で、financial independenceするには
○最低限7000万円を有し、それを全て投資にまわす
○ただし、7000万円では、歴史的大暴落があると厳しい可能性があるが、人生晩期の場合逃げ切れる可能性がある
○1億有し、それを全て投資にまわせば、逃げ切れる確率は高いが、複数の大暴落があるなどの場合は、厳しい可能性がある。
(考察)
○大暴落後にも、4%の増加で今回は計算をしているが、実際は、暴落後は大きく反発するため、厳し目の計算である。
○100歳まで毎月100千円の引き落としにしているが、80代を越えれば、そこまで資金が必要かはわからないため、やはり厳しめのシミュレーションである。
○しかし、自営業など国民年金の方は、年金が少ない可能性があるため、より精査の必要がある。
○そう考えると、7000万円がやはり1つの、メルクマールになる可能性が高い。
以上