物書庵初心週記帖(18号)「家庭菜園の楽しみ」

二十四節気の立夏を迎え、近所の水田でも田植えシーズンを迎えている。

愚庵の自宅にもわずかながらの家庭菜園スペースがある。昨年は連れ合いに任せっきりであったが、在宅勤務で時間的にも体力的にも余裕が出来たのと、もともとセカンドワークとして農業に興味があったのもあり、今年は自宅での畑仕事に精を出そうと意気込んでいる。

先週末から土いじりを始めたが、無心になって没頭出来るので、思わず時間を忘れてしまう。

ようやく土が柔らかくなってきたので、ホームセンターで購入した苗を植えるのが次の楽しみである。

一番の楽しみはなんといっても枝豆。ビアフレンドという名前も秀逸で、夏に収穫した枝豆とビールを楽しむ時が今から待ち遠しい。

今の状況を見ていると新型コロナウイルスと人類の関係は、戦いではなく共存が求められている。

ワクチンが普及せず、季節性ウイルスでもないのであれば、感染者ゼロになるまで徹底的に自粛するか、爆発的な感染拡大を抑制しながら経済活動を優先していくかの二択なのは明確であり、政府からの明確なメッセージが必要な時であるが期待できそうにもない。

経済、人命、環境と何を優先するべきか、今こそ政治の力が試されている時なのではないだろうか。

一方で、新型コロナウイルスが炙り出した正の側面に目を向けるのも大切であろう。
次号では、その点にフォーカスしていければと思う。

いいなと思ったら応援しよう!