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禅の公案の答え(13)
X=∞
怨みをご恩と差し替えられたらこの世はパラダイスです。
これは宗教的努力の大きな一大テーマとも言えることです。
仏教では「X=∞」という数式が分かれば仏道の修行は終わりと言われています。
このXというのは自分です。
自分が無限の存在であることを知れと。
無限を感得することこそが心を完全に開放するのです。
前向きに
こうやって皆さんに仏様のお話を読んでいただけるのは、私にとっても無上の喜びであるとキーを打つ度感じさせられます。
私たちが学生時代の頃はスマホなんて考えられませんでした。テクノロジーは確実に進歩しており、昨日今日でその差はわからなくとも10年20年単位で見れば素晴らしい進化を遂げています。それは時代の流れから消えてしまうものとの価値を差し引いても、未来はますます楽しく生きられるように出来ている、だから前向きに生きていこう、ということになります。楽しい明日は日々進化してあなたを待っています。
非非非非非 非がある。
愚者の自覚を。この言葉は浄土宗のスローガンなのですが、客観的に見れば、私たちには自分に非があるということが山ほどあります。そうであるのに生かされている今を感謝しましょう、ということなのです。
生き通し
生き通しに生きている、天地大自然。
お散歩というものは工夫をすると歩きながらの瞑想となり得るのですが、その時は人工物よりも木や花、小鳥のさえずり、空に浮かぶ雲、太陽の光や風などを聞いたり眺めたり感じたりした方が禅定に入りやすくなります。
最近思うこと
1.命とは自分一人のものではなく、縁ある人との共有物。
2.自分が憎む者のために生きるんじゃない、自分を気にかけてくれている人のために生きるのだ。
3.なんでもありがたい。プラスマイナスではない。