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禅の公案の答え(18)

修行僧目線

最近しんどいことがあると、修行僧目線でものを見るようにしています。
・こんだけ眠くても、修行僧は毎晩3、4時間程度しか寝ないのだな。
・靴の底がすり減ってきても、修行僧は冬でも素足にわらじ履きなのだな。
・体がくたくたと言っても、畑仕事や土木工事のような作務には遠く及ばないのだな。
・不潔と言っても、畑に肥を撒いたりはしないでいいのだな。
・修行僧は畳一枚で寝起きしているのに、俺には自分の部屋があるのだな。
・収入が少ないと言っても、修行僧の小遣いは托鉢で得た月5,000円なのだな。
・僧堂の一汁一菜に比べたら、毎日がご馳走なのだな。
・棒で叩かれたり、殴られたりしなくていいのだな。
・法を説くというのはありがたくやらせていただくものなのだな。
修行僧の生活ぶりを書いた書籍はちらほらありますが、上のように考えるとガソリンを入れたわけでもないのに元気が出て来ます。

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