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【もし桃③】もし、桃太郎が事業計画を書いたら(小規模事業持続化補助金<低リスク感染型ビジネス枠>)

こんにちは。事業計画研究所です。

本日は『もし、桃太郎が事業計画を書いたら・・・』略して【もし桃】、先週に引き続き第3回目の投稿です。

<前回の記事はこちら↓↓>

これまでの記事では、

①自社概要(開業の契機や事業概要、売上構成比など)
市場動向・顧客ニーズ

を記載してきました。

気になる?3回目では、経営方針について
この補助事業(ECサイト、PR用のチラシの作成)も踏まえて、会社の意向を示していきます。

(※この事業計画書はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。ご了承ください。)

以下より事業計画書

経営方針

弊社の強みは、代表である大喜納桃太郎(おおきなももたろう)が岡山市の観光大使を務め、全国的にも認知度が高いことである。

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【独自性の高い製品】×【ECサイト】で
オンライン市場を通して顧客のニーズを満たし、
経営基盤を創り上げ、岡山市の活性化を目指す。

その具体的な方策としては下記のとおりである。

Step1.ECサイト導入による販路開拓
Step2.SNS・自社サイトの導入による広告拡大
Step3.『日本昔ばなしオンラインストア』の開設

おばあのきびだんごの市場をオンラインへと広げるだけでなく、今後の展開としては自社サイトを構築し継続的にPRし続ける。

そして当事業所だけでなく、他の都道府県の観光大使を巻き込み『日本昔ばなしオンラインストア』というECモールを開設し、各都道府県がこの先100年続くオンライン市場を創り上げていくことを今後の目標としている。

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SWOT分析

Strength=強み

●観光大使を務める桃太郎の認知度、ブランド力
●長年愛され続けてきた“おばあのきびだんご”
●『オンラインでも購入したい』顧客のニーズ
●比較的若年層の顧客を獲得している

Weakness=弱み

●オンラインに弱い
●対面販売以外のノウハウ、実績が無い
●事業の柱が1本

Opportunity=機会

●オンライン市場拡大
●観光業の景気回復

Threat=脅威

●低価格の製菓メーカーの存在
●増税による景気低迷・個人消費の減少
●国内人口減少による販売対象の減少

経営課題

SWOT分析を踏まえた上での経営課題は
『オンライン市場参入のノウハウがないこと』『従来では競合とならなかった製菓メーカーなどとバッティングする可能性があること』である。

その課題解決方法として、『事業計画研究所』という情報発信している中の人(web制作会社の代表)にコンサルティング及び協力を得ている。足りないノウハウや知識を専門家からの情報で補填し改善している。

弊社の強みである認知度および独自性を最大限活かして、本補助事業がECモール開設の足掛けとなるよう、ブラッシュアップし続けていく所存である。

経営(売上)目標


ECサイト開設後、PR用にチラシとSNSを使った広告を行い、“おばあのきびだんご”(1200円(税込)/1箱6個入)を売り出していく。

<1年目の目標>
ECサイトの流入数:3000人/月

販売数:1000箱
売 上:1,200,000円

季節ごとに、きびだんごの味(春は桜風味、秋は芋風味など)やパッケージなどの創意工夫を加えて飽きない商い戦略を行う。

3年後には、SEO対策やECサイトの改善を施し、商品の種類を増やし創意工夫を重ねて総売上高8,000,000円を目指す。本補助事業に必要となる資金1,500,000円に対して十分な利益を生み出すことができると自負している。

もし桃②(経営方針)まとめ

Point
・自社分析(強みや弱み)、差別化のポイントをまとめる
・課題とその解決策
・なぜこの補助事業が会社にとって必要となるのか?
 などの理由がイメージしやすくなるような内容で記載する

事業計画の中核となる部分でもあります。補助金の性質上、事業の社会性もアピールすると良いかもしれません。

また経営方針では、自社分析もとても大切なファクターです。自分の強みや弱みを知り、補助事業をかけ合わせることで販路開拓や生産性向上につながるということをイメージしやすい内容で記載する事がポイントです。

次回もお楽しみに。



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