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【コンサルタント必見!3C分析×クラウドファンディング】
こんにちは。事業計画研究所です。
さて、本日は最近シリーズ化しているクラウドファンディングの記事の番外編、フレームワーク×クラウドファンディングについて記載していきます。
当研究所では、協業をコンセプトに新しい可能性を模索しております。その中でもクラウドファンディングを実施したい企業と、それを支援したい方とのマッチングを図る事業を企画しています。
第1回目となる本日は、【3C分析×クラウドファンディング】がテーマです。良ければ最後までお付き合いください。
◆3C分析◆
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まずはおさらい程度ですが、3C分析の目的は、Customer(市場環境・顧客)、Competitor(競争相手)、Company(自社)の3つの観点からビジネスのKSF(Key Success Factor:成功要因)を見つけるためのフレームワークです。
(良ければ以前の記事も併せてお読みください)
クラウドファンディングにおいて、最も重要となるのは自社の『企画』の中身です。それらが、“売れる”という根拠を見出すためのフレームワークといっても過言ではありません。
◆クラウドファンディングでの活用方法◆
一つ例を挙げて紹介します。
<背景>
■クラウドファンディング実施者
└ステンレスなどの加工技術に長けている町工場
■企画の大枠
└最近はやりのキャンプ道具を作り販路を拡大したい
■Customer(市場環境・顧客)、
・第4次キャンプブームと言われている
・キャンプ市場はコロナ渦においてもある一定を推移
・キャンプ用品市場は拡大傾向
・この数年で新規参入キャンパーは増加
・キャンプギアを作るなら、焚き火台などが高額で売れている。
■Competitor(競争相手)
・小型化、軽量化を特徴にしている商品が多い
➡保管や持ち運びが比較的容易なものが選ばれる傾向
・コスパよりも機能性や強度が重要視されている
(例)ステンレスフライパン@makuake
・最低支援価格5780円(税込)
(2022年7月26日時点で完売)
■Company(自社)
・ステンレス板の加工技術を活用した焚き火台
・持ち運びがしやすいよう組み立て式を採用
いかがでしょうか。
中でも、Competitor(競争相手)いわゆる競合商品の調査には利用するクラウドファンディングのプラットフォーム内で検索をかけることも容易です。他社との競合優位性を意識した商品開発を考える上で重要なポイントであると当研究所は考えています。
◆まとめ◆
クラウドファンディングを行う企画はいわば一つの事業です。事業計画等で使われてきたフレームワークを当てはめることで達成率向上に努めることが出来ます。
クラウドファンディング実施される方、また他社のクラウドファンディングを支援される方は是非取り入れてみてはいかがでしょうか。
本日もお読みいただきありがとうございました。