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成功する経営のコツ17か条


第1ヶ条『すべてに臨界点がある』

よく言われる言葉ですが『超えられない試練はない』とか『夜明け前が一番寒い』とか『夜明け前が一番くらい』といわれるが、まさにその通りなのでしょう。

精神的にもそうですし、マーケティング的にも、通販では1万人超えると、利用者数が増えるようになる。どんな消費財でも40%の普及率を超えると伸び率が早くなる。だから、臨界点を超えるまでが一番の辛抱なのだ。

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数値的にすごいと思えるのが人類の飛行の歴史、長い永い人間の歴史の中で夢だった初飛行。
・1903年12月17日 ライト兄弟が空を飛んだ。12秒 36.6m
・2週間後 ライトフライヤー2号 45分 60km [時間で225倍、距離で1639倍]
・24年後リンドバーク大西洋横断 33.5時間、5810km[時間で168万3375倍、距離で15万8743倍]
・さらに初飛行から66年後 1969年7月20日。月に降り立つ。

一度臨界点を超えるとスゴイ勢いだ。臨界点を見据えて、攻める!!臨界点を忘れないように!!臨界点を見据え、作り出す!!


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第2ヶ条『未常識を常識にする』

昭和30年代好調だったのが繊維業、それが今は良くない、その時誰が予想しただろうか?繊維が落ち込み、車が伸びてくる1995年ごろ、携帯が今のように1億台越えるなんて誰が予想できたんだろうか?

そのころ、携帯は伸びると思っていたごく一部の人は、携帯ショップで儲けた。まだ常識でない時=未常識の時に始めるから、ビジネスになる。常識でない時に、どうするか?まだ常識でない、未常識が伸びるかどうかを見きわまるにはどうしたらいいか?

一番は、選別するというより『これも、有りかも知れない』と思えるかどうかがまず先のようだ。未常識を味方につける。儲かる要件の一つだ。

三割の賛成者があれば着手すべきだ
五割もあればもう手遅れだ

大原孫三郎

すべて成功しているもの、成功している人は後になって、常識になっていることが多い。クリーニングも少し前までは後払いで、服を取りに来ない人がいるから、業績が悪化すると言ってた、『じゃー、前払いに変えれば』と言うとそれをしたいが、そんなことをするとお客様が来なくなると言ってた。それが、今では前払いが、クリーニングの常識になっている。


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第3ヶ条『商売は、近くから攻める』

ほとんどの人が、自分のしている商売、自分の勤めている商売を、両親、兄弟、親戚が必要と言ってきたら『値引き』『割引き』をするのではないだろうか?

永続的にビジネスで成功を収めている人はこの逆をしているようです。

近しい人ほど、定価で販売している。

よーく考えるとその通りです。親や親友などは、ビジネスに多少無理があったとしても応援してくれるもの。その近しい人が、値引きしないと買ってくれないものは、たぶん、会ったことのない人が買ってくれるわけがないように思います。

知人に、メジャーデビューしてメガヒットを出した、リンケンバンドの照屋リンケンさんがいます。彼に、前、聞いたことがあります。大ヒットを飛ばしたときに、大金が入ってきたそうですが

『なぜ、天狗になったり、横柄になったりしなかったの?』

『運よく、40歳だったから。
20代に大金が入ってきたら、わからなかったと思う』
『ずーとヒットが出ないで、なぜヒットが出たのですか?』

『いいところまで行くんだけど、メジャーデビューまでは行けなかった。
もういいや、メジャーデビューなんて。
とにかく500m範囲内にいる人を感動させる歌にしようと思った時、
大ヒットになった』

近い人を喜ばせない人が、見ず知らずの人を喜ばせられないし、近い人が、買ってくれないものが、見ず知らずの人が買い続けることはないだろう。

身近な人から、売り込む!!

僕の仕事感、なぜコンサルしているかが垣間見れる映像です。ちょっと画質が悪いかもしれませんが楽しんでくれたらHappyです♪


野田宜成がコンサルティング、仕事する上での想いです。子供たちが早く大人になりたい~と思える。お店・会社作りが僕の夢です(^^♪
BGMは、僕の友人でもあり曲・とも大好きな琉球チムドン楽団の『旅人の詩』


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第4ヶ条『商品2番、お客様1番』

どうも、たくさんの幸せな成功者を見ていると成功者と普通の人、やっていることは同じでやっている順番だけが違うように思えてなりません。どんな人も、朝起きて、朝食も食べるし、仕事もするし、飲むこともするし、音楽も聴いたりする。特別な違いがあるようには思えないのです。

唯一の違いが順番。

例えば、昨日も朝食会(パワーブレックファスト)をしていたのですが、普通の人は起きてから、朝食を食べて、それから仕事する。成功者は起きて、朝食しながら仕事をする順番が違う。

旅行する時普通の人は、仕事が忙しい、旅行に行けば何かあるかも。成功者はこんな感情になりたい、それに合うところはどこだ?ここだ。それから旅行に行く。

普通の人)
 旅行
 → 感情手に入れる
成功者)
 感情手に入れる
 → 旅行に行く
さらに仕事で行くと
普通の人)
 英語学びたい
 → お金を払い
 → 授業受ける
成功者)
 英語学びたい
 → お金を払ってくれる人探す   
 → 授業作る
 → 自分は勉強しながら、お金を受け取る
 → 自分も受ける

お金を払うのと受け取るという大きな順番が違う

普通の人)
 商品を開発or仕入れる
 → 買ってくれる人を探す
成功者)
 買ってくれる人を探す
 → それに合う商品を探す

つまり、結果入ってくるお金が同じでも『商品2番、お客様1番』でビジネスを構築する。

順番が違う
 = リスクが少ない
 = 失敗しない経営
 → 何度もチャレンジできる!

この思考の順番の違いが、大きな違いのような気がします。ぜひ、今やろうとしていること今計画していること。それの順番を変えてみることを思考してみてください。

順番だけが違う!!


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第5ヶ条『成功者は目標を達成した人』

成功者って何?

けっこうな人が、『成功者』定義に答えることができないような気がします。定義ができないものになることは、不可能な気がします。

楽しい旅行って何?おいしい食事、エステ、現地の人との会食。これをはずしたら、僕は楽しくない。というのがあるから楽しくなるように計画し、その通りに行動する。

おいしいもの食べたい~。じゃー連れて行こうと行って、吉野家だった。それが、デートでおめかししていたら、不満に思うのでは?吉野家っておいしいのに(笑)

的を得たオーダーをしないと、かえって来ないんですよね。それと同じで、成功したいと思ったら成功の定義を考えないと。

成功の定義

それは、目標を達成した人!
だから、目標がない人は、成功者になることはないのです。誰が見ても幸せな成功者はさらに、『公』を付加しているようです。自己の夢に誰もが喜ぶ『公』が加味している。夢に公をプラスすると『志』と、私は定義しています。

まずは、どうなりたい。何をする?その目標作りから始めないと、いけないようです。それを、軸と読んでいる人もいるようです。

自己目標 = 夢 + 公 = 『志』


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第6ヶ条『目標達成能力ではなく、目標設定能力』

大きな目標を達成するための段階が、目標設定能力だと思います。その一つ一つの階段作りが上手な人が大きな階段も昇って行ってしまうようです。

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サウスウエスト航空もお客様満足度アップというゴールを低価格航空券と落しこみ。さらに、それを飛行機がついてから飛び立つまでの時間という数値に変えた。

ちなみにこの数値は、通常の会社が1時間のところをこの会社は標準で10分に設定しています。だから、稼働率がよく、低コストが達成できるのです。

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ディズニーランドはお客様に夢を与えるというのをシャッターを切る回数にしている。シャッターを押してと言ってもらえるのがお客様がサービスを満足してもらっている証拠で声を掛けやすい雰囲気を出しているのがサービスだという信念のもとらしい。

目標設定能力の優れた会社はどこも、数値への落としこみが素晴らしい。

サウスウエスト航空の『お客様満足』を『着陸から出発まで10分』と数値に置き換え。ディズニーランドは『お客様サービス』を『シャッターの押す回数』と数値設定している。

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日本一サービスの良いと言われるレストラン、カシータは『お客様への究極のサービス』は『階段の下りる速度と下りる回数』で新人を教育している。これは、3階にある青山店の話しをオーナーの高橋さんに教えてもらった。

どういうことかというとお客様をエレベーターが閉じるまで見送った後、お客さまのエレベーターが到着する前に階段を駆け下りて待っているということなんです。それを、聞いた後、8階にある麻布店のほうでそんな話しをしていたら、やってくれました(笑)

なんと、僕らが、エレベーターで下りると、さきほど8階で見送ってくれてた店長がドアが開くといるではないですか(笑)

目標を達成するには、目標の設定の仕方が重要になってくる。

1) 抽象的なものを、数値化する(サービス、味、など)
2) 数値設定は、少し頑張れば達成できる数値にし何段階もあるほうがよい
3) 言い続けること


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第7ヶ条『人付き合いがすべての鍵(好かれる人、嫌われる人)』

おむつや女性用品で有名なユニチャームの創業者 高原慶一郎会長の『好かれる人、嫌われる人』の言葉を船井幸雄先生に教えてもらい、ものすごく納得した。

確かに、『コピーとってきて』と言われても「いやだなー」と思う先輩と、「いいですよ」と素直に思える先輩がいた。日産に勤めていた若いころは、あまり気に留めていなかったが、今から思えば、大好きな先輩から、単調な仕事を頼まれても頼まれたこと自体が嬉しかった。

その逆で、嫌な先輩からは、どんな簡単な仕事でも頼まれると、いやーな気持ちになった。つまりは、好かれることが人とたくさん、大きな仕事ができることになるということだ。

ユニチャーム 高原慶一郎会長の『好かれる人、嫌われる人』

【人から好かれる人】
 ・積極的
 ・やる気がある
 ・明るい
 ・世話好き
 ・協調性がある
 ・誠実

当たり前と言えば当たり前だが、私はこの言葉たちが単純に好き。 

逆に

 【人から嫌われる人】
  ・おごり
  ・うぬぼれ
  ・甘え
  ・マンネリ

うーん、気をつけねば。

そういえば、戦前、商社、第一位だった三井物産、第二位が鈴木商店という時があった。すごい勢いで成長を遂げ、今もある帝人、神戸製鋼、サッポロビールは鈴木商店の子会社だった。

その鈴木商店が倒産したのも、おごり、うぬぼりだったようだ。
勝って冑の緒をしめろ

人に好かれる人は『時間』と『お金』を他人に使っている量が多い気がする。


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第8ヶ条『リーダーのコツ』

当たり前と言えば、当たり前なのですが、経営者は、リーダーの素質がないとできません。従業員や、お客様をある意味引っ張っていかなくてはいけないのですから、リーダーに間違いないと思うのです。

その、リーダーの心得として、一番しっくりくる言葉は、前職で管理職になるとき、当時取締役だった上司から言われたことです。リーダー、管理職といって難しく考える必要はなく、この言葉を肝に銘じるといいよ。と、教えてくれました。

『子どもは、親の言うことは聞かないが親のすることは真似る』
心得『部下をダメにする10の言葉』
1) 君の考えに反対だ。
2) 君の大事にしている人が嫌い。
3) それは誰にでもできる。
4) それなら俺の方が知っている。    
5) 君の失敗はこうだ。
6) このことは私が詳しいので私に任せろ。
7) 君がこう約束したではないか。
8) まあ、僕に任せてみなさい。
9) 僕も昔は君のように考えたものだよ。
10) それは君のひがみだよ

とくに、気にしたいのが、2)の『君の大事にしている人が嫌い。』

これは、人でも、物でもいい。誤解を恐れず、わかりやすく説明すると、もし、あなたが、パートナーと別れたい場合、相手が嫌いなものを否定し続けると3日で、別れることができます(笑)

笑い話のようですが、けっこう会社で部下に対して言っている人多かったりするんですよね(笑)

裏を返せば、スムーズなコミュニケーションは『相手の好きなものを、肯定する』これは、ポイントです。リーダーとは、真似される人のことを言うようである。それには、一番のポイントは、君の好きな、それ、私も好きなんだ。


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第9ヶ条『人付き合いの魔法の言葉』

ビジネスで幸せに成功している人、人生で幸せに成功している人、一番重要な能力が、『人付き合い』=『コミュニケーション』のようです。

当たり前なのですが、人類の歴史6000万年、日本人2000年の中でどんな優秀な人でも、動物相手に商売した人はいなく、すべての人が人対人でビジネスをしている。

すっごく当たり前なことですがだから、人対人の達人、『人付き合い』=『コミュニケーション』の達人が、ビジネスでも成功するようです。

その中でも、リーダーシップはとても必要です。なぜならば、ビジネスとは、人が喜ぶことをしてその見返りとしてお金をいただいているもの。人が喜ぶのであれば、たくさんの人に伝えるべきだと思います。

いくら優秀な人でも、わかり易いので車の販売員でいうと月20台ぐらいです。でも、そんなに優秀でなくとも(表現は気にしないでください(笑))月5台販売している人がいて、そのレベルの人が10人いたら月50台売れる。

お客様が車を待っているのであれば20台より50台のほうがスゴイ。だから、ビジネスは1人ではなくチーム制だと思うのです。人数が多くなると、リーダーシップは必要です。その時に掛ける言葉が大切です。

優秀なリーダーは、掛ける言葉が現在のこと、過去のこと、未来のことをまんべんなく、声掛けているようです。 

声掛けの魔法の言葉
●いつもありがとう(現在)
●成長したね   (過去)
●期待してるよ  (未来)


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第10ヶ条『あいさつはお客様も変える』

なんだかんだ言ってもあいさつの効力はすごいようです。仲良くさせていただいている。銀だこさんの社長は『あいさつ=当たり前のことを極限レベル』でやれるかどうかが、お店を成長させ、永続させれるかどうかだと言い切ってます。確かにその通りかもしれません。

お付き合いをしていた、大手コンビニエンスストアーの幹部にこんな話を聞いたことがあります。お店をしていての大敵の一つに、万引きがあります。

本屋さんや、ドラッグストアー、コンビニエンスストアーは万引きがもとで倒産を余儀なくされることもあるのです。
【例】粗利20%だと・・・
1万円の販売価格を万引きされると、それを取り戻すには原価8000円、粗利2000円ですから、同じものを売ると、8000円÷2000円で4個売らないといけない。1個万引きして、元に戻すために4個売らないといけない。

だから、当然倒産に至ってしまいます。コンビニエンスストアーの幹部が困って対策を打った。効果絶大。万引きがそのお店ではなくなったそうだ。その方法は?

ものすごく、元気のよい、あいさつの素晴らしい店長に変えたそうです。すると、万引きする人がいなくなった。

あいさつは、どんな人に聞いてもしないよりしたほうがいいと答える。幼稚園、小学生に聞いてもそう答えるだろうし、こわーい世界の人たちもそう言うだろうし、実際あいさつをしている。

でも、あいさつの状態が違うのでしょう。あいさつは、不思議です。それだけで、お客様を呼び込むし、あいさつだけで、万引きも減る。あいさつを極限レベルまで高めると商売はうまくいくのかもしれません。

一代で1200億円の企業を作り上げられた、スジャータで有名なめいらくの日比会長がお見送りをしてくれたとき見えなくなるまでしていただいたのに、とても感動しました。

その後、スーパーなどで、買い物する時、同じ商品であれば、スジャータ製品を手に取ってしまいます。これも、あいさつの力でしょうか?

あいさつを、極限レベルに高めると違う世界が開けるようだ。


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第11ヶ条『自分も、お客様も成長できるものか?』

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この六本木にある東京ミッドタウンの一等地。2階にあるこのお店は何屋さんでしょうか?図のフロアー14番です。老舗和菓子屋さん?老舗惣菜屋さん?有名洋菓子屋さん?答えは、ABCクッキングスタジオ。これは、驚きました。

少し前なら客単価の高い、和菓子や洋菓子が当たり前でした。それが、料・理・教・室。すごい驚きです。成長を実感できるというのが、これからのビジネスのキーワードの一つのようです。

これは、従業員にたいしてもそうです。なぜ、成長実感できるビジネスが流行り、従業員もそれを望むのか?ほとんどの人は、今より成長したくないと思っている人はいないと思います。行き着くところ、人間は成長する動物と考えられるのかも知れません。

そうだとすると、成長を感じることができる商売や会社に人が集まる。人が集まるところは、必ず成長する。そういう、よい循環が生まれていくような気がします。

短期間だけのお付き合いであれば、お金による、募集や(これだけ払うから来てください)お金による、集客(これだけ安くするから来てください)というのもあると思いますが、永続を考えると、この方法は得策ではないことがよくわかります。

お店も、料理教室のような知識を習得するスクールビジネスだけではなく、たとえば、このレストラン行くと新しいワインの知識が増えるとか、このお店に行くと、なぜか発見があるなど、成長できたと思えるものを提供できるかどうかがポイントです。

高度成長期の時代には、その成長はわかりやすく『物』でした。頑張ったから車が買えるようになった。成長の結果、エアコンのある部屋に住めた。それが、今では、無職の人や学生の人でもエアコンのある部屋に住みカーステのついている車に乗る。

だから、物ではほとんど差がつかなくなった。イコール、物では成長を感じられなくなった。だから、事に成長を見出すのだと思います。

小さな男の子からありがとうってほっぺにチューされちゃいました。という、ディズニーの求人広告や、+αのお金を払ってもサービスの良い所に行きたいというのも、成長の一つといえます。

成長を実感できるものこそビジネスの王道のようだ。
成長を感じるものに人は集まる。


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第12ヶ条 『商売成功のコツ!!それは、楽しむ』


商売、行き着くところ、楽しんでいる人が、うまくいくような気がします。どうせなら、楽しそうにしている人と仕事したいし、楽しそうな人から買いたいですもの。

それを、ものの見事に言い表しているのが、この言葉

楽観的に将来構想をせよ、
しかる後に悲観的に最悪の状況をも想定し、
その上で楽観的に行動せよ。
三井高利

三井高利さんは、ご存じのとおり、現在の三越デパートにあたる、越後屋を銀座に作った人「現銀掛け値なし」・「店先売り」は、世界で初とも言われている(現銀間違いではないですよー)いまのお店の原点ですね。

目の前で商品を見て、その場でお金を払う。当たり前のことが、当時は、違ってたんですよね。

支払いは、盆と暮れが常識。着物は、仕立てるまで1週間ぐらいかかっていたのを分業により、その日渡しができるようになったのも越後屋からなんですって。

三井高利がすごいと感じるのは、アイデアや、奇抜さではなくバックヤードを徹底的に高め、その余分になった時間を接客にもってきたこと。

すごいなーと、残っている人はアイデアを継続できるための、仕組みや効率を高めることも同時に考えていますよね。この、三井高利さんも、いろんなことを楽しんでいたんだと思います。

そういえば、日本でホスピタリティの租と言われる元ホテルオークラの副社長で現在の日本ホスピタリティ推進協会の立ち上げにも携わった方。
http://www.hospitality-jhma.org/

著書の中で学校を卒業後、ホテルに勤めたとき、毎日ドアマンをしながら、なんとなくするのではなく、この人は、ホテルに入るのか否か、ホテルに入る人はどこに行くか?と、心の中で賭けをして楽しんでいたそうだ。

先日、友人である、元タリーズの常務で、現在コールドストーンクリーマリーの、社長は、実家が和菓子屋さんであり、小さい頃から手伝っていたそうです。

その時、単純作業を楽しむために毎日、袋にシリカゲルを入れる作業を工場にある時計を見ながら、昨日より早くできたと自分で遊んでいたようです。
 仕事を楽しむというのは、楽しく工夫するということも勿論ですし、もう一つは、単純作業を、楽しくするということもです。

苦しいことは、ゲーム感覚で。


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第13ヶ条『時間より回数』

突き詰めると、商売・ビジネスは、人付き合いですよね。どんな優秀な人でも、人間以外の人とビジネスをしたことはないんですよね。当たり前ですが。

だから、営業、ビジネス、そして恋愛もすべて、コミュニケーションの達人であるかどうかが重要なようです。コミュニケーションの達人はどうしているのか?そのヒントが『時間より回数』のようです。心理学の言葉にもあるようです。

『熟知性の原理』
最初はそれほどでもないが目にする回数が増えることで好意や愛着がわくというもの。

お客様も、人材育成も同じで、1回に時間をかけるより、短くてもいいから何度も会う。例えば、営業、買ってもらえるときだけじっくり会うのではなくいかに何度も会うか?

優秀な保険の営業の方は、契約するまでに最低『4回』会うのです。というより、4回未満では契約しないんだそうです。これは、回数を会うのがすごいのではなく、会う理由を作れるのがすごいのです。それも1ヶ月以内に。

相手も忙しいから、理由がなければ会いませんし製品の説明をさせて欲しいでは、断られますからね。回数会ったほうが、購入率も高くなります。人材育成、社員とのコミュニケーションもおなじ。会わずに任せすぎるのは、コミュニケーション不足におちいりよくない。

じゃ、どれだけ会えば良いか?

1ヶ月に1度、8時間みっちり会うより毎日10分でも会うほうが良い。(20日×10分=200分=3.3時間)ということのようです。

そういえば、全米でフォーチューン誌が選ぶ働きたい企業ベスト100にいつも上位に入っているウエッグマンズというスーパーで店長にインタビューしたとき言っていた『毎日、全員と5分でいいから会話する。』『今の仕事は、あなたにとって合っていますか?』と聞くと言っていた。【毎日】という言葉に驚いた。

まー、そうは言っても人ってどんな人も飽きるんですよね。あ・き・る。だから、好きなカレーでも毎日、朝昼晩食べてたら飽きるんですよね~。ケーキバイキングは、同じケーキをたくさん食べれないが少しづついろんなものだと、食べれてしまう。

だから、ビジネス・商売も同じで、お客様に対し1回あたりの時間を多くするより、ちょっとでもいいから、何回も来てもらう。

だから、ある会社でしていただいたのは『3回得々券』3枚つづりになっていて、3回目はおトクが大きい。夫婦も同じ、たくさんの時間だらだらいるより。1ヶ月に1度、15分でも ホテルのカフェでお茶しながら家族旅行の計画でもするほうが実は親密度が高くなる。

今、この人と親密になりたーいと思っている人は、1回で会う時間を多くするのではなく、5分でもいいから会う回数を増やすといい。これが、『時間より回数』です。

ただ気をつけないといけないのが何度も何度もアクションを起こすと、受けて側はストレスに感じるからそれを感じないようにするのも忘れずに。この理由付けが大切。

だって、恋愛でも、何度も会うと良いとわかっていても会って、会ってとばかり言われ続ければ、相手は、引きます。「あっ、また会いましたね」「たまたま○○さんの好きなピカソ展のチケット手に入ったから行きませんか?」とか、営業ではわざわざその人のために会いに行く場合でも『たまたま近くに来たものですから、寄らせてもらっていいですか?』

相手がストレスを感じないように偶然性を装うのを、忘れないでください。回数を稼ぐ人が真の成功者になれる!?

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第14ヶ条『ストレスをかけない』

商売をしているとどうしても、買ってくれる人買ってくれる人を探し、買ってくれる人を気にしてしまいます。しかし、誰もが経験あると思うのですが気になっていたとしても、すぐに購入するには及ばず何度も何度も、お店に通ったり、ホームページを見たりして、ようやく購入するという経験は無いでしょうか?

男性の場合は、デートに誘うときなんかも同じように何度も何度も誘おう誘おうとメールを出してみたり、電話をしようと電話を取り出すがなかなか出来ない。ということがあるのではないでしょうか?

このように一度で即決することは、人間はなかなか難しいのです。

だから、商売において「買ってくれない人は、優しくしない」という事をしているところがありますがこれをすると迷っている人は、必ず逃げてしまいます。

だから、迷っている段階で、お店に来るときなどは非常にお客様はドキドキしています。そのドキドキの時に優しくするとすごく良い印象になります。

初めての土地で、どうやって行くのだろう、これで大丈夫かなと思っているときに、地元の人に優しくされると「あー、この場所は良いところだな」という印象になると思うのです。
 
「ストレス」をかけない接客。気にするのは買ってくれる人だけではなく、買わない人をも、大事にする。それが、新たなお客様を呼び込むことになる。


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第15ヶ条『人が無意識に見ているものを意識する』

経営をする場合、一人では限度があるので従業員や、スタッフを雇うことになるときが来ます。その場合に「この人ととなら、一緒に働ける」「一緒にがんばれる」というのが大事です。

そうなるために必要なのが、人が無意識に見ているものなのです。上司や、先輩など、人は、他人の「時間の使い方」と「お金の使い方」を無意識に見ています。

その使い方が良くないと人は、その人に尊敬の念を抱けないので「この人と一緒にがんばろう」とはならないようです。最低限、人として大丈夫な使い方をしているかが重要ですが、さらには、他人のために、使っていると、尊敬の念を抱くようです。

だから、母親には、尊敬を抱きますし、過去、この先生すごく良い人だったと思う人は、他人に対して、つまりこの場合は、尊敬を抱くことになった自分自身に対して、たくさん時間とお金を使ってくれたのではないでしょうか?

反対に「せこい」と思われる使い方をすると人は離れていくようです。「時間の使い方」と「お金の使い方」を意識したいものです。

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第16ヶ条『伝えるものがないと、伝わらない』

企業やお店は当たり前の話ですが、何か商品または、サービスを提供して、その対価をいただくのが商売です。だから、何かを提供する場合に形はどんな方法でも「説明」をしなければなりません。

その説明は勘違いしてはならないのは、「伝えたことがすべてではなく伝わったことがすべて」。どんなことも、「伝わったこと」がすべてです。

だから、まず「伝えるものを用意する」コンセプトや、他社との違いなどです。「コンセプトピラミッド」も参照してください。そして、「伝わるように工夫をする」読みやすさ、見やすさ、わかりやすさ、伝え方(音声か?テキストかなど)、伝える方法(チラシか、ネット広告かなど)この部分を真剣に考えないと、商売は長続きしないようです。

そして、「伝えたことがすべてではなく、伝わったことがすべて」は、従業員やスタッフに対しても同じです。「言ったじゃないか」「えっ聞いてない」ではなく、伝わるためにどう伝えるかが、大切なのです。

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第17ヶ条『経営はギャンブルではない。(左脳と右脳両方必要)』

たくさんのうまくいき続けている経営者にお会いするとネガティブアプローチの人が多いのです。つまり、心配性が多いのです。

どうも、チャレンジしている人は「エイッ!やーーー」とやってしまうそんなイメージがあるようですが、実際はまったく逆です。

「チャレンジと無謀を履き違えない」事が大切なのです。三井財閥の中興の祖、三井高利の言葉が分かりやすいです。

楽観的に将来構想をせよ しかる後に悲観的に
 最悪の状況をも想定し その上で楽観的に行動せよ
三井高利

しっかりと予想を立てて、失敗の想定もし、その時の対策をしておく。それが、良い経営者なのです。そして、思いだけでは、経営は出来ないですし儲けだけでは人がついてきません。

だから、左脳と右脳のバランス。数値と想いのバランスが大切なんだと思います。これからの経営者は

・臆病
・数値に強い
・記憶力がいい

ということが必要なのです。

最後の記憶力が良いとは、良い経営者は数値の記憶も良いのです。頭が良いからと言うより、気にかけてよく見ているからのようです。さらに理由が有り、人は、忘れやすい動物です。

だから、自分がなぜ、この仕事をやり出したのか?どこを目指すのか?ということすら忘れてしまいます。誰もが、何かをやり始めたり目指したりしたときに感情の高ぶりがあるはずです。

それを、忘れないことが、「諦めず続ける」原動力になるので、それを忘れない記憶力の良さが大事で有り、忘れないように、記憶にとどめるように工夫することも必要です。経営は、すごく良いものです。何せ、自分のがんばりが直結して返ってきて、世のため人のためになるのですから。

野田の判断基準
最後に、経営者は、判断基準があると良いです。迷ったときに判断の基準になるものを作っておくと良いです。私は、師匠である 船井幸雄先生の判断基準をいつも見るようにしています。
・やりたくて楽しいことか?
・自信のあることか?
・責任は取れるか?
・人に恨まれないか?
・良心に反しないか?
・自然環境を破壊しないか?

これからも高みを目指してください!


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成功する経営のコツ17ヶ条まとめ

第1ヶ条『すべてに臨界点がある』
第2ヶ条『未常識を常識にする』
第3ヶ条『商売は、近くから攻める』
第4ヶ条『商品2番、お客様1番』
第5ヶ条『成功者は目標を達成した人』
第6ヶ条『目標達成能力ではなく、目標設定能力』
第7ヶ条『人付き合いがすべての鍵(好かれる人、嫌われる人)』
第8ヶ条『リーダーのコツ』
第9ヶ条『人付き合いの魔法の言葉』
第10ヶ条『あいさつはお客様も変える』
第11ヶ条『自分も、お客様も成長できるものか?』
第12ヶ条『商売成功のコツ!!それは、楽しむ』
第13ヶ条『時間より回数』
第14ヶ条『ストレスをかけない』
第15ヶ条『人が無意識に見ているものを意識する』
第16ヶ条『伝えるものがないと、伝わらない』
第17ヶ条『経営はギャンブルではない。(左脳と右脳両方必要)』


執筆 継続経営コンサルタント 野田宜成

株式会社ビジネスミート 代表取締役
「事業を永続させるには、社長が我社の守るべきもの、変えていくべきのものを明確にし、効果的な仕組みをつくることが重要」と主唱する継続経営コンサルタント。
神奈川大学卒業後、日産車体に入社。エンジニアとしてプロジェクトの第一線で継続した品質向上、生産効率の改善に従事。その後、船井総合研究所に転身。
不易流行を元とした永く続く企業づくりの指導に邁進する。独立後も継続する経営をテーマに500社以上の企業を指導。短期的な視点だけの数字にとらわれず常に売上を向上し、事業を継続させる仕組みを構築させる。
著書『こいつできる!と思われる いまどきの段取り』、『~見えないものがみえてくる~数値力の磨き方』(日本実業出版社)、ビジネス雑誌「プレジデント」への寄稿、シンガポール現地雑誌「JPlus」、日本経営合理化協会へのコラムを連載している。 


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