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水火既済 上爻

今日は特に何があるという特別の日でもない平凡な日。阪神のオープン戦はいまだに勝利なし。今日も朝から雨かと憂いながら占うと、〈水火既済 上爻卦辞〉とあり。卦辞は次の通り。

「既済は、亨るもの小なり。貞に利ろし。初めは吉にして終わりは乱る既済というのは「既に済る(なる)」という意味であり、また「已く済う(ことごとく ととのう)」という意味もあります。

水と火が一緒になって、しかも下降する坎が上に、上昇の離が下にあれば、両気が相交わって事をととのえるのは言うまでもありません。そして全六爻が、ことごとく陰陽の位に正しくて、その点からも「已く済う」象を見ることができるでしょう。したがって、この卦が易経の終わろうとするところに配され、しかも既済では終わらせずに、更に未済の卦を配し、物がととのって終わるということがなく、消長循回するのを示したのは、まことに妙趣の尽きないものを覚えます。

既済、未済は、これを乾坤に推して言えば、その象意は泰否に当てて見ることが出来るでしょう。すなわち既済は、泰の心をもって解釈し、未済は否の象をもって解釈することができるのです。既済は、既にととのったことを意味する卦なので、亨るべきものは既に亨通成就しています。ですから、更に亨るべきものと言えば、それは既にととのったものを整頓する意味合いの小さな事でしかないのは当然です。そこで卦辞では「亨るもの小なり」と言っています。そして、このように済ったものは、この卦の各爻が位正しく暗居しているように、固く保持することを念とすべきで「貞に利ろし」いのです。泰の卦においてもそうでしたが、済ったその初めは吉であっても、時を経るにしたがって乱れを生じてくるのが自然の勢いです。それを卦辞で「初めは吉にして終わりは乱る」としています。

ですから、予め終わりの乱れを察し、努めて防止しなければならないと教えています。また「初めは吉にして終わりは乱る」というのを、既済中の既済である内卦の中は柔をもって占め、順をもって妄りに力を用いないので吉を得ますが、既済中の未済に移る外卦は坎で、止まるときは窮するのだと説いております。

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既にととのっているが、これから自然に乱れていく姿を思い浮かべる。しかし、丁度あうようなイメージが出てこない。イメージがないと、乱れていかないように注意すべきことの確認ができない。と思いながら上爻の<爻辞の意味>を見ていくと、次の通り。

「その首を濡らす。危うい」

「水火既済」とは「すでにととのう、すでに成就している場合」について説かれた卦(か)です。そんな中この上爻は、狐が泳いで川を渡ろうとして、その首まで濡らしてしまったと言っています。

初爻では尻尾を濡らし自ら戻ってきましたが、こちらの上爻ではすでにもっと深いところまで進んでしまい、首まで濡らしているのです。
これは身を亡ぼすことであり、まことに危険だと言っています。
「すでにととのっている」という今の良い状態が、破綻しようとしてます

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かなり危うい状態のように見えるが、自分自身のことでのイメージがわかない。こんどからは、その日を何となく占うのではなく、占う対象を明確にしたほうが良いかもしれないと思いにふける。二つの解説から、そこに浮かんだイメージは、もしやこの連敗続きの阪神タイガース?のことかと思ってしまった。連敗が自分の感情に影響しているのは間違いない。何をどう注意すればよいのかを考えていこうと思う。

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