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ヨーロッパ出張雑感(スペイン・バルセロナ編)
パリでのメゾン・エ・オブジェへの出張後、スペインに移動した。
スペインへ行くのは今回がはじめて。実際に行ってみて日本の伝統工芸や日本酒がどの程度受けるのかを体感してみたいと思い、現地を訪れることにした。
スペインで日本の文化は受け入れられるのか?
スペインで日本文化というと、「こけし」など古風でかわいい文化が主流のような印象を受けた。いわゆる「THE 日本」のようなイメージ。
日本酒に関しては相当厳しい様子。理由としては、まず、ワインが安く飲めてしまうということがある。それと比較すると、日本酒が相当が高く感じるようだった。
もちろん高くても日本酒に興味を持ってくれる一部の富裕層はいるが、マーケットしては成立しにくいのかもしれない。
そして景気の問題もある。スペインはやはり景気がそこまでよくなく、あまり日本酒のような珍しい(?)ものにお金に使う人が少ないとのことだった。
出張でいくところではない?
9月のスペインは気候が最高、人も最高、食事も最高なので、正直観光でいきたかったという感想。今回は観光の時間がほとんど取れず、空き時間にサクラダ・ファミリアを見たくらいだった…。
バルセロナではパエリアを3回ぐらい食べ比べした。基本的に2人以上〜のボリュームになっている店が多いので、ひとりでの食べ比べには注意が必要。
個人的には、タパスという「つまみ」をつまみながら、ワインを飲み、最後にパエリアで締めるスタイルがとても気に入った。