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祇 くにつがみ path of the goddess(©capcom) の感想(11周くらいプレイしたので)

スルメゲー。2面まで(DEMOでプレイできる範囲)はチュートリアルなので、面白さはそんなにわからないと思う。ゲーム初心者でも楽しめるように考慮して作られてる感じが凄いする。

タワーディフェンスと言われてるけども、1小隊を指揮しながら本拠を守るゲームなので、TDではないと思う。2小隊が必須というほど規模は大きくない。職業間の関係性とかは無いので、戦略性の難易度は低く、適当でもクリアできるので、戦略性を求めるとがっかりするかもしれないです。

アクション性はさすがのカプコン。外れ無しです。色々できます。加えてこれまでの3Dアクションの壁近くのわかりづらさがかなり解消されているので凄いです。建物が透過処理されて壁近くじゃない場所と同じ視点で操作できます。本当に凄い。

和風ゲームはどうしても悲しげな曲になりがちなのですが、悲しげな曲が少なくて良かったです。大神アレンジ曲が賑やかな曲だったので、そればっかり使ってた気もしますが。

踊りがイベントスキップできないのは、見て欲しいからなのか。でも弓鳴湖と荒雷渓谷の踊りはちょっと違う踊りなのにイベントスキップできてしまうのは何故なのか。何回見ても山か山開きを表す動きは変だよ…でも現代舞踊ってそういうとこ多いし、現代舞踊なのか。

畏哭の造形は手影絵みたいなのが多い。だから水木氏や江戸時代の妖怪のような造形ではない。でもなんだか指の表現がいっぱい出てくるので、何か指に恐怖を覚えているのだろうか。目の表現の怪異はたくさんあるけど指は珍しい。

背景考察は個人的に興醒めするからしません。まぁやりたい人用に箇条書きにしとく。
・宿場町が出来たのは江戸幕府が街道整備した後の話。参勤交代の大名行列が宿泊するおかげで宿場町の経済が発展した。「宿」自体は律令制度の時に現れる。
・火縄銃はもちろん戦国時代以降の武器。大筒は戦国後期。
・ペットらしき動物がいるから綱吉の時代より後。

タイトルから、国津神と天津神の話なのかと思ったらそうじゃなかった。1つ(1神)の国津神の話でしたね。キャラクターの動きが敵も味方もかなり細かくて、とても面白いのでいいゲームです。


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