【DAZED 2024. 4月号】(G)I-DLE MINNIE Seventeen S.COUPS和訳

【DAZED 2024. 4月号】

(G)I-DLE MINNIE Seventeen S.COUPS

 無断転載禁止

((G)I-DLE ミンニ)

前髪を下ろしましたね。

前髪を下ろすと、「ミンニ」という名前にぴったりのキャラクターと、カリスマ性が出る気がします。何よりも、私のきれいな目をもう少し強調できるのがいいですね。

 

撮影は楽しかったですか?

パリでの画報撮影は初めてなんですけど、それがたまたま「DAZED」の初表紙の撮影なんです。来る前はすごく緊張したんですけど、その分、楽しみにしてたんです。撮影現場が映画のワンシーンのようで、不思議で楽しかったです。頑張ったので、いい写真が撮れたんじゃないですか?

 

雑誌が出たら連絡しますね。撮影場所である青少年体育センターで、柔道の授業をしている子供たちと気さくに、挨拶をしていたのですが、子供たちが好きなんですね。

私は兄が二人しかいないので、小さい頃は弟がいたらいいなと思ってたので、子どもたちを見ると可愛くて思わず声をかけてしまいます。(笑)

 

みんな、小さな体で頑張ってますね。ミンニさんは運動は好きですか?

好きというわけではありませんが、健康のために、時間のあるときにコツコツとやろうと思ってます。最近は活動の都合であまり時間が取れないのですが、時間があるときにピラティスをやってます。

 

ピラティスが合っているみたいですね。

体が硬い方なのですが、ピラティスをすることで柔軟性も養われ、細かな筋肉も鍛えられるのでいいです。服を選ぶときは、トップスはぴったりとしたものを選び、ボトムスはゆったりしたものを選びます。特に、骨盤のラインをすごく大事にしてるのですが、ピラティスをすればするほど、ボディラインが整っていく感じがします。

 

時間があれば、他に何をしていますか?

写真を撮るのが好きで、フィルムカメラは現像されるまで待たないといけないので、その時間がドキドキします。待った分だけ写真がうまく撮れたら嬉しいですね。曲が出るまでの待ち時間のような感覚です。フィルム写真も自分の作品ですからね。

 

パリ滞在中、写真を撮りましたか?

フィルムカメラを持っていきましたが、あまり撮れませんでした。忙しかったし、撮った写真はすぐに見たいので、デジタルカメラの方が多かったです。

 

フィルムカメラとデジタルカメラのどちらかを選ぶなら。

フィルムカメラ感があるデジタルカメラですね!

 

ポラロイドカメラはどうですか?万が一に備えて、ミウミウのポラロイドカメラを小道具として持ってきました。もし、1枚だけ撮れるとしたら、何を撮りたいですか?

母とミウミウの服を着て一緒に写真を撮りたいです。今回のパリ旅行でミウミウの白のノースリーブトップを購入したので、母に似合いそうなものを購入しました。その姿を写真に残したいですね。

 

母と娘が一緒にミウミウを着ているなんて、素敵ですね。ちょうど今回のミウミウの2024年秋冬コレクションにも、様々な年齢層のモデルが登場しました。

モデルのキャスティングから細かな部分まで全てが気に入りました。特に、カラーマッチングがとても可愛くて面白かったです。普段スポーティーなスタイルが好きなのですが、コレクションのあちこちに、スポーティーな要素が溶け込んでいて本当に良かったです。私も早く着てみたいですね。

 

どのルックを一番着てみたいですか?

たくさんありすぎて、1つだけ選ぶのは難しいですが、レザーブーツとローファーは一番最初に履いてみたいです。そして、普段手袋をあまりはめないのですが、今回のショーを見て手袋の魅力にハマりました。花柄のスカートもとてもきれいなので、機会があれば画報撮影時に試してみたいです。ミウッチャ・プラダのセンスに改めて感心しました。

 

ミウッチャ・プラダに会いましたか?

ショー会場でお会いして、ご挨拶をさせていただきました。少しでも会話をすることができて光栄でした。 とても可愛らしい方だと思います。

 

どんな会話だったんですか?

「今回のショーもすごく良かった」とか、「ファンすぎる」とか。(笑)

 

今回のコレクションは服に刻まれた、記憶にフォーカスしたそうだが、ミンニさんの記憶に刻まれた服はありますか?

今思い出すのは、ミウミウの2023年秋冬コレクションで着た服です。私の人生初のファッションショーで、ミウミウと一緒にした初めてのイベントだったので、より思い出深いですね。ファンの皆さんもとても気に入ってくれたので、その服を見ると良い思い出が浮かびます。

 

2023年からミウミウのアンバサダーとして活動していますが、いかがですか?

以前からミウミウが大好きでよく着てたので、アンバサダーとして活動できるのは本当に光栄です。喜んで楽しく活動してます。ミウミウ、大好きです!(笑)

 

約2年ぶりとなる正規2集「2(Two)」の活動も大成功に終わりましたね。

とても楽しかったです。約2年ぶりのフルアルバムということもあり、メンバー全員で一生懸命に準備したので、より意味があります。何よりも、ステージでファンの皆さんに会えたことが嬉しかったです。

 

ラップにも挑戦しましたね。この際、ラップネームでも作ったらどうですか?

大きな欲はなかったんですけど、思ったより私がラップが得意みたいで、(笑) 楽しく作業しました。でも、まだラップより歌の方が好きです。ラップネームとしては、リルミンLil Minはどうですか?なんか、かっこいい感じですね!

 

よく似合いますね。作詞作曲にも興味があるそうですが、どんな話や思いを込めたいですか?

う~ん... その時その時で違います。曲を作る瞬間の気持ちを込めたり、メロディーを聴いて思い浮かんだ感情を込めたりします。そして、私はその時の季節も重要視してます。夏と冬で聴くプレイリストが違うように。

 

作業は簡単なことではありません。

作業中は忙しくて大変なんですけど、曲ができたときの嬉しさはすごく大きいです。曲ができたら、世界中の人に私の歌を聴かせることができるじゃないですか。最近、音楽プロデューサーという新しい夢ができたくらい、仕事に真剣に取り組んでます。私の音楽が誰かの心の支えになってくれたら、本当に幸せだと思います。

 

そういう温かい気持ちが、行動に表れてるんだと思います。周囲の人を大事にしてるって。

あっ、そんな噂があったらありがたいですけど。(笑) ささやかなことでも気を遣うようにしてます。時間を割いて一緒にご飯を食べたり、ちょっとしたプレゼントをあげたり。いつも、そばにいてくれるのはありがたいですからね。長く一緒にいたいという気持ちです。

 

明日、韓国に帰る飛行機に乗ります。突然気になったのですが、機内では何をしながら過ごしているのでしょうか?

映画を観て眠りにつくことが多いです。パリ行きの飛行機では「Ticket to Paradise」を見ました。映画の途中、主人公の両親が海で義理の息子の仕事を手伝ってる最中に、お互いにすごく喧嘩するんです。何だか映画の転換点になって、かわいいシーンで印象に残ってます。

 

長時間のフライトに耐えられる映画を、もう少しおすすめするなら。

「トップガン」、「Long Live Love」はいかがでしょうか。

 

モットーが、「人生を想像したとおりに生きよう」ですよね。今、ミンニはそうやって生きていると思いますか?

想像したとおりに生きてますし、これからもそうでしょうね

今はどんな想像をしていますか?

ワールドスターになる想像?(笑)

 

(Seventeen S.COUPS)

お元気でしたか?

はい、一生懸命リハビリして、そしてみんなのステージを全部見て。一緒にいたかったんです。今回初めてステージじゃなくて客席でメンバーを見たんですけど、見ていて「あっ、この子たちは愛されるに値するんだな」と思いました。実力も実力ですが、ステージにいる姿がみんな幸せそうで、信頼できるSEVENTEENじゃないですか。

 

さすが、SEVENTEENですね。

そうなんです!そうなんですけど、挨拶が本当に下手で、(笑) 一緒に挨拶をするときにめちゃくちゃ間違えるので、僕たち同士で話したり、からかったりしました。だから余計に、「一緒にいたらよかったな」と思うことがたくさんありました。

 

遠くから見ると、改めてみんな大きくなったんですね?

僕の目には変わらないんです。ただ、いつも欲張りな友達、それが見えるじゃないですか。怠惰になる暇もなく、覇気があり、まだ毒があるのが。僕にとっては昔と変わらないんですよ。僕はのんびりしてるより、そういう姿の方が好きなんですよ。

 

一人の時間はどうでしたか。

感情に素直になろうとしたんだと思います。自分自身に悔しいし、腹も立ちましたね。とにかく、体を使っていた人が体を使えない状況でしたから。

 

体も心も傷ついているはずなので、どんな言葉をかけるべきか迷いましたね。

リハビリは運動というよりは、自分自身を乗り越えることだと思いました。心配になりましたね、「リハビリをコツコツと頑張っても、以前のように踊れるのかな」という勝手な不安。ツアーを回る中で、もともとずっと調子が悪かった部分なのに、怪我をしてしまうと、知らず知らずのうちに萎縮してしまって、動くときに慎重になるんですよね。

 

そんな疑問に陥らないように努力されたんですね。感謝の日記を書いたのを見ました。

しかも、その日記を作ったのがKARATだったんです。メモ用紙が1枚あって、KARATがいつか僕に慰めをもらったって書いてあったんです。それで、今度は僕がその日記でたくさんの慰めをもらうことになったんです。それが、すごくありがたくて、意味があったんです。人の縁って不思議ですね。

 

「電話している間中、愛してると言ってくれるメンバーに感謝した。リハビリをもっと頑張って、早く一緒にやりたいという気持ちになった。レッグプレスを始めたが、思ったより痛みが少なくて良かった。明日は勇気を出して、もっと自信を持ってリハビリができそうな気がした」、いつ治るかわからない状況で、こんな文章を書く人の気持ちを考えました。

早くステージに立ちたかったんです。う~ん.... 何かもったいないんです。メンバーが立つステージを一つ一つ一緒にできない、その時間が。SEVENTEENに期限が決まってるわけではないんですけど、一緒にできる時間の中で、みんなと一緒にやりたいという思いが強くて。そんな思いで耐えてきたんだと思います。

 

その残念で寂しい気持ちは、メンバーもよくわかっていたみたいですね。

僕が団体メッセージルームで話しすぎて。(笑) 「楽しいか...?」、「俺がいなくても幸せか?」、「俺がいなくても幸せか?」。

 

エスクプスにとって、ステージはただただ、SEVENTEENと一緒にいる場所なんですね。

だから、僕は自分のソロステージへの欲はあまりなくて、ただ、ステージでメンバーと一緒にいるのが楽しいと思っていて、一人でステージにいる自分が、ものすごく幸せだと感じたことは、あまりないんです。ただ、彼らと一緒だから楽しい、幸せ、でも、好きな人もいるんだ、みたいな感じです。そうなってしまったんだと思います。

 

その相乗効果を何と言えばいいのでしょうか。

僕にとっては、人生で初めてだと思います。

 

いつからか、SEVENTEENの13人はみんな、友達のように見えるんです。総括リーダー、各ユニットのリーダー、兄と弟がはっきり分かれていた時期があったと思うんですけど。

そうですね、他のメンバーの意見はわかりませんが、(笑) 僕は2020年くらいまでは、ちょっと怖い兄貴分でした。そうしないとチームが正しく、ずれなくなると思っていて、何よりもメンバーがこの仕事について考えたときに、お互いを一番愛してほしいと思ったからです。だから、一時期はルールも多くて、兄貴分としてフィードバックもたくさんしてたんですけど、そうすると、ステージの上で幸せになれないんですよね。

 

もっと自由になったときに、発散される魅力があるじゃないですか。

SEVENTEENの魅力はそうですよね。堅苦しく、ぎこちない、堅苦しい状態では出られないから。だから、自分が間違ってるんだと思いました。その時、チョン・ジョンウンがすごく助けてくれたんです。チョン・ジョンウンはメンバーと友達のように、気兼ねなく付き合える友達だったので、アドバイスもたくさんしてくれたり、メンバーに直接自分の気持ちをたくさん伝えてくれたりしました その時から、僕も自分を下ろしたと思います。みんなが勝手にうまくいくこともあったけど。

 

友達になってから、何が一番変わりましたか?

怖い兄さんの時は、あれは動きがどうとか、あれは拍子がどうとか、誰が間違ってるとか、そういうのを先に見てたのに、今はただただ、すごく楽しそうに踊ってるな、みたいなのが見えるんです。隣で一生懸命踊ってるメンバーを見ると、ただただ幸せで楽しいし、一緒にいる自分自身も幸せだし。

 

自分自身に素直になっているようにも見えますね。元々家では、愛想のいい末っ子だと聞きましたが。

そうですね、ある意味、場所が人を作るということで、今はちゃんと溶け込んでます。メンバーがたくさん待ってくれて、そういう変化をよく受け入れてくれたのが大きいです。

 

知らないふりをして、うじうじしてみてもいいんですよ。

昔は苦手だったけど、今はできるようになりました。(笑)

 

何か「なっていく」時期を繰り返してきたと思います。SEVENTEENになっていく、リーダーになっていく、友達になっていく。自分自身について何を知っていますか?

僕は本当に何でも行動するときに、臆面もなく、大胆不敵だと思ってたんですけど、実は怖かったんです。練習生のころは、やりたいことがいつも決まっていて、そういうことに対しては無条件に「GO」だったんですけど、今は何か一つ一つやらなきゃいけないこと、できることが出てくると怖くなるんです。そうなっていく過程で、自分の本当の姿を知りました。僕は本当は思ったより怖がりなんですけど、小さいころから強いふりをして生きてきたんだなと。

 

本当はみんな、弱いかもしれないんですよ、一部でも。それを、知ることが大事なんです。

いい意味で言えば、ある意味慎重なんですけど、自分自身で出した結論は「怖がりなんだ」です。だから、毎回最悪の事態を想定して、常にそれに対する対処法を作って動いてるんです。

 

その都度、乗り越えるのは簡単ではなかったと思います。

でも、僕は乗り越えようとしなかったんです。乗り越えられたんです。「乗り越えなきゃ」と思うと、周りの人を苦しめてしまうんですよね。ただ、流れに身を任せるのが、自然に任せるのが一番いいんだと思います。何かを乗り越えようとすればするほど、周りに頼ってしまったり、苦しめたりしてしまうような気がします。誰かの力を借りようとすることが、僕にとってはあまりいい方法ではなかったと思います。

 

メンバーはエスクプスについて、何を知っているんですか?

12人の友達がみんな違う話をしていて、(笑) メンバーに接するとき、一人一人のスタイルに合わせて接するので、本当に違うんです。ミンギュにとっては、ある意味、本当に 子供じみた末っ子みたいな兄貴で、ディエイトにとっては本当にリーダー。

 

個性的で多面的な人になりましたね、SEVENTEENのように。

僕はSEVENTEENが、喧嘩したり、笑ったり、泣いたり、嬉しかったり、楽しかったり、時にはそれ以外のいろんな感情が行き交うチームであってほしいです。人は生きていく上で、ただただ幸せなことしかできないじゃないですか。でも何よりも、喧嘩したり、悲しかったり、落ち込んだり、そういう感情をお互いに伝え合って、一緒に感じてほしいです。

 

その真ん中にいるエスクプスは、どんな人でありたいですか?

僕は真ん中じゃないんです。(笑) どこか端っこにいるはずです。

 

真ん中より端にいたいリーダー?そんな兄貴、もしくは友人の方がいい?

ただ、波が来たら一緒に揺れてくれるような存在でありたいです。真ん中にいると思ったら、真ん中に立ってると、むしろ自分が壊れてしまいそうなので。あっちに行ったり、こっちに行ったり、こっちに行ったり、あっちに行ったり、ゆらゆら揺れたり。でも、大丈夫だと思うんです。どこでも僕のそばには、いつもSEVENTEENがいるから。

 


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