WWD KOREA 2024. 3月号 EXO 和訳 SUHO】

【WWD KOREA 2024. 3月号 EXO SUHO】

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 EXO SUHO

今日の撮影コンセプトは「ギークシック」だったので、今まで見たことのない、スホの新たな魅力を発見した感じです。

僕も今まで試したことのないスタイルなので、撮影前はどうなるのか気になったのですが、仕上がりを見ると新鮮な感じがして満足です。

 

新ドラマ「世子が消えた」の初放送を控えていますが、今は撮影の真っ最中ですよね？

去年の冬にクランクインしましたが、今年の春頃には終わると思います。まだ先は長いですが、キム・ジンマン監督が、現場の雰囲気を楽しく導いてくれて、毎日楽しく撮影してます。

 

一緒に出演している俳優さんたちとの相性はいかがですか？

イェジとは11歳、ミンギュとは10歳違いなんです。ずっと後輩なんですけど、みんな演技力がしっかりしてる俳優さんたちです。時々、会話をするときに、世代差を感じることもありますが。（笑） デジタルネイティブだからか.... 確かに興味の対象が全然違いますね。彼らから新しいインスピレーションをもらうことも多いです。

 

そうですね。最近はデジタルを超え、AIを使った様々なプログラムが登場しているので、世界を見る新しい視点が必要だと思います。

そうですね。僕も最初のGPTはよく使いますが、正直、僕はアナログの方が楽で、スマートフォンのアプリも、何個かインストールしていないんです。その2つをたくさん活用しないといけないんですけど、いいことはわかっているんですけど、面倒くさいんですよね。

 

経験したことのない時代の人物を、演じる上で難しい点はありますか？

デビュー以来初めての時代劇ということもあって、最初は台詞のトーンや時代背景がよくわからなかったんです。もちろんフィクションですが、キャラクターの研究をしてるうちに、自然と歴史にも興味が湧いてきました。そこで、過去によく話題になった時代劇を調べながら、自分なりに勉強しました。

 

いいですね。グローバル市場に韓国の伝統文化を、正しく知らせる機会でもあるので、どんな世子の姿を見せるのかとても楽しみです。

世子を思い浮かべると、どうしても重厚感があるはずなので、初めはプレッシャーがありました。でも、作家さんたちが、今まで見せてきたEXOのリーダーである、スホの姿だけでも十分だと、アドバイスしてくださったので、自信を得ましたし、現場で監督とたくさん相談しながら、僕だけの色を探してます。

 

演技以外に最近、没頭している関心事はありますか？

つまらなさそうに聞こえますが、仕事以外にはありません。誰が何と言おうと、せっかくやるなら狂ったようにきちんとやりたいです。他人の目を気にせず、ただ唯一僕が情熱的にこだわりながら、できるのが僕の分野の仕事ですから。

 

激しく走っていると、時には劇中の世子のように、「ボッサム」されたくなる瞬間もあるでしょうね。

そうですね、多いですね。実際、忙しいスケジュールをこなしてると、どこかに消えてしまいたくなることもあります。先日、テレビのチャンネルを回してたら、たまたま「ナナツアー」を見たのですが、設定が面白かったです。（笑） 僕は特に旅行が好きなので、あのように誘拐されたら、旅行の計画を立てずに済むのでいいなと思いました。

 

もし今、スタジオの外でナ・ヨンソクPDが待っているとしたら、どこに連れて行かれたいですか。

冬の観光地が好きで、札幌の雪原とか、アイスランドのオーロラを見に行きたかったけど、去年の冬に寒い場所で撮影が多かったせいか、考えがガラリと変わりました。暖かいところを超えて、めちゃくちゃ暑い場所に行きたいです。

 

太陽の光を浴びて溶けるような、そんな感じ？

そうですね。ビーチに寝そべってのんびり休む、そんなバカンス。

 

必ず、持っていくものは？

レンズと、メガネ？

 

「スホが消えた」ですね。（笑） ドラマのタイトルのせいか疑問に思います。人生で自分の意志とは関係なく消えてくものって、たくさんありますね。例えば、時間、人間関係、あるいは物かもしれない、一番掴みたいのは何ですか？

向上心ですね。もちろん、今でも情熱も野心もあるんですけど、20代の頃のその向上心とは少し道が違うんです。昔は無謀だと思うくらい無知でも、とりあえずぶつかってみたんです。ある意味、経験を積むにつれてわかってきたんです。ある意味いいことだし、それで失敗も挫折も少なくなったんですけど、あの頃の無計画で純粋な向上心が時々恋しくなります。

 

その分、しっかりした今のスホがあるわけですが、仕事をしていてやりがいを感じる、瞬間はどんな時ですか？

ファンの方に、僕で癒されたと言われた時ですね。誰かのためになれると言われると、逆に僕自身も癒されるんです。デビューから今まで、ずっと好きでいてくれる方々と一緒に、銀の時間や思い出を積み重ねていると思うと、やりがいを感じますね。

 

今年でデビュー13年目ですが、年数が経つにつれて悩みはありますか？

やりたいことが多すぎるのが、悩みといえば悩みです。計画を立てるのが得意なタイプなので、今後の予定が多すぎて、プレッシャーになることもあります。

 

今、ちょっと疲れた顔をしていましたね。（笑） 今までやってきたことよりも、やることが多いとは、ファンにとっては嬉しい言葉ですね。嬉しいソロ・ミニアルバムのニュースが聞こえてきそうですが、ネタバレをするとしたら？

僕が考える愛、人間関係についての哲学を歌った曲で、ファンの皆さんに伝えたい青春賛歌のようなものです。

 

青春賛歌... なぜ、そんなことを考えたのかという背景は、アルバムを聴けばすぐに分かりますよね？

ドラマの撮影と同時に準備中なので、少し大変ですが、アルバムのコンセプトからプロデュースまで、一つ一つ僕が直接参加してます。早くお聴かせしたいですね。

 

忙しい時ほど「ソファクケン(小さくて確実な幸せ)」が大きな力になりますよね。最近、スホさんをワクワクさせる「ソファクケン」は何ですか？

LPレコードです。収集してるのですが、スケジュールを終えて夕方に家に帰り、音の良いスピーカーで音楽を聴くと本当に幸せです。

 

最近、ハマっているアルバムは？

いくつかありますが、最近はビートルズの「アビーロードAbbey Road」をよく聴いてます。

 

最近、発表されたビートルズの新曲も聴きましたか？

はい。1970年代にジョン・レノンのデモ録音を、AI技術で復元したそうです。新技術もいいですが、個人的には、サウンド的にはLPレコードが持つ、安らぎと心地よさの方が好きです。

 

短い会話ですが、考えが深く、しっかりした内面を感じます。最近、自分自身について新たに気づいたことがあれば教えてください。

(しばらく考えていると) 僕は地道な人だと思います。振り返ってみると、仕事でも、運動でも、自己管理でも、何でも地道にやってきたんです。些細なことですが、この地道な積み重ねのおかげで、以前よりずっと自信を持てるようになったと思います。20代の頃は期待が大きかった分、挫折も多かったのですが、今は期待通りの結果が出なくても、簡単に落胆しないようになりました。言うは易し行うは難しというのが人間ですが。(笑)

 

それでも、欲張りなことがあるとしたら何でしょうか？ 物でも、新しい分野への挑戦でも、何でもいいです。

「スホにこんな姿もあったんだ」と言われるように、僕の持つ多彩な姿を見せ続けること。玉ねぎのような人間になりたいということですね。「世子が消えた」も同じようなもので、役者としてもっと違う色を見せたいと思って選んだ作品です。作品自体が一つのジャンルと言い切れないくらい、面白い展開になる予定なので、多くの方に期待してほしいです。

 

作品の話になると目がキラキラしますね。（笑） さて、春はもうすぐそこまで来ていますが、この春の陽射しが消える前に、ぜひやってみたいことは？

お花見です！いつも忙しくて、なかなか見れてません。去年、除隊してミュージックバンクの収録を終えて、汝矣島（ヨイド）でちらっと見たのが最後ですね。桜はいつも1週間も咲かずに散ってしまうんです。今年はぜひちゃんと見たいのですが、どうやらドラマの撮影がある聞慶（ムンキョン）で、マネージャーの兄さんと見ることになりそうです。（笑✨K-POP＆韓国グッズのことなら✨
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