ブル日記 ー我がラグビー人生(高校1年生編)ー
皆さんこんにちは。
ブルです。
調子はどうですか?
いくらアレルギー疑惑のわたくしブルは先日恵方巻きを食べた後面白いくらいに口内、喉、お腹の順で炎症していき3回嘔吐してしまいました。つまり絶不調です。
さて、今日も私の自己満自己紹介の時間がやってきました。
飽きたなんてまだまだ言わせません。
あと5個くらいは自己紹介記事作ろうと思っております。
よろしくお願いします。
というわけで今日の自己紹介は
【高校1年生編】です。
高校3年間を1つにまとめたかったのですが1年生時代が濃すぎてこれは1つの記事として出すことにします。
ではいきましょう。ブルの高校1年生編です。
〜厳しすぎる練習と上下関係〜
もうとにかくこれです。
中学校とのギャップにまずは驚かされました。
練習も上下関係も。一応強豪校なので覚悟はしていましたがまさかこれほどまでとは、、
あの接骨院のおっさんの言っていたことを思い出して「俺のことを心配してわざとあんな言い方をしたのか…おっさん…」となったのを覚えています。
・厳しすぎる練習
私は高校から寮生活をしていましたが、
入寮した次の日の早朝(5時半過ぎ)いきなり上級生達がのそのそ起きてグラウンドに出ていきます。
私達1年生はなにか行事でもあるのかなと思い遅れながらにグラウンドに出ていきました。
「!?!?!?」
グラウンドを覗くとそこには朝から走り込みやおんぶダッシュや肩車ダッシュをしている先輩達の姿が見えました。(他にも腕立て腹筋などの基礎トレーニングも)
意味がわかりませんでした。
私の中に朝練と言う概念はありませんでした。
確か入寮は3月だったので早朝といえばまだまだ気温も低くグラウンドの土も冷たいです。
その中でも上級生は皆汗だくになり湯気を出しながらトレーニングしていました。
「ほんまにミスった」
まだまだ心の弱かった私は今までの15年の人生でかつてない絶望を味わってました。
ですが覗いてしまったからには後に引けず急いで来ました感全開で先輩方の元に走っていきました。
遅れてきた1年生達には目もくれずダッシュや腕立てを繰り返す先輩方。
誰も声をかけてくれず見よう見まねで一緒のメニューをこなしました。
もうこれだけでもこの先3年間の雲行きが怪しいどころか目の前が土砂降りで何も見えません状態でした。
ですがわたくしブルをギリギリまで追い込んだ高校1年生時代はこんなもんじゃ終わりません。
・厳しすぎる上下関係
わたくしブルが通っていた高校、厳しいのは練習だけではありません。
なんせ先輩が怖い。
その一言に尽きます。ほんとにこわい。中学時代の先輩という生き物は仲良くしてくれてたまにイジってもいい存在という認識でした。ところが違います。我が高校は違います。
それが分かるのは入寮2日目です。
入寮2日目の夜急に一年生全員が二年生のリーダー陣に呼び出されます。ペンとノートを持って来いと。私達は迷える子羊のように訳もわからず集合場所である自習室に行きました。
自習室で待機し情報交換をしていた我々子羊たちはオオカミ(二年生)が入ってくるなり急に話を辞め綺麗に整列し始めました。
するとオオカミはホワイトボードに無言で何やら書き始めました。書き終えるまで何が書いてあるのかオオカミたちが邪魔で見えません。そしてオオカミがすべてを書き終えその全貌が見えた時子羊たちは慌てふためくのでした。
【一年ルール】
一番上にそう書かれたボードを見つめる子羊たち。一番いかついオオカミは言います。
「入寮おめでとう。今日から一緒に寮生活するわけやけど、一年にはこのルールに従ってもらうから」
そう言ってたくさんの項目を説明していくオオカミ。
その中の数個をご紹介します。
・自分のことはボクでも私でもなく、「じぶん」と呼ぶ
・三年生には絶対に話しかけない
・もし自分が湯船に浸かっている状態で先輩が風呂に入ってきたら、湯船から出て「お先いただいてます!」という
・一年は誰もいなくても絶対にシャワーを使わず湯船の湯で体を洗い流す
・部屋で音をたてない
などなどこの他にもたくさんのルールで子羊たちはがんじがらめにされました。
何かあればすぐオオカミに全員呼び出しをくらい説教されひどい時は愛のムチもありました。
そんなルール縛り生活に追い討ちをかけるように一年生には雑用が任されるようになります。
一年生が担う雑用は
・食事当番
↳全員分の食事の配膳から皿洗い。皆が食べ終わり出て行った後の食堂と厨房の床掃除。3人一組。雑用でこれが一番不人気でした。ちなみにミスをするとやり直し制度あり。
・日直
↳皆が起きる1時間前に起きて朝食の用意などの準備をする。学校に行ってる時間以外は日直室に駐在し何かあればすぐ動ける準備をしておく。ちなみに練習には出ない。一人で担当する。もちろん一番人気。
・各部屋の雑用
↳これはどの上級生と一緒の部屋になるかですべてが決まります。洗濯物関係からカップラーメンの調達・調理まで。幅広いジャンルに分かれています。ちなみにわたくしブルは最高の部屋長に恵まれ一年間で数回の雑用で済みました。
このような様々な雑用に追われそれに加え毎晩廊下や大広間、風呂場など寮のほとんどの場所の掃除を一年生が担当していました。
練習でも寮でも気を抜ける暇は少しもありません。
唯一気が抜けるのは学校の教室の中だけ。様々な部活の同級生達と先輩への愚痴を言いまくっていたのを覚えています。
これはスポーツ高校あるあるではないでしょうか?
ラグビーの思い出よりその他の思い出のほうが強い高校一年生時代は毎日が地獄だと感じていましたが今思うと厳しくもらえて良かったなと思えることもあります。
それは気配り・目配りが自然にできるようになってきたときに感じました。
これをできるようになったきっかけはもちろん怖い先輩に怒られたくないというのが始まりでしたが、いつのまにか自然にできるようになった気配り・目配りは今社会人で色んな先輩方をはじめ自分にかかわる人にすごくいい印象を持たれやすいです。
特に最近の若い奴は~とよく言われる世代なので自然にできるようになったのは本当にあの頃厳しくしてくれた先輩方のおかげだな~と思います。
後は今でも付き合いのある先輩方とご飯や飲みによく連れて行ってもらってましたがあの三年間の思い出が一生の酒にあてになるのもいいもんです。
もちろん今は仲良く適度にいじらしてもらっています。笑
でな感じで高校一年生はラグビーで試合に出て活躍するというよりは経験したことのない練習の厳しさと寮での上下関係を何とか耐えるのに必死でした。
それでもわたくしブルは一年時からしっかりとリザーブ入り(ベンチ入り)していたことは声を大にして言いたいです。
人に話すときはリザーブに入っただけで試合に出たことはなかったという事実をいつも省いて話しています。どうぞご理解を。
まぁほんとにすごい奴は一年からスタメンで活躍までしちゃうんだからもう怖いです。
ちなみに私の世代で花園(全国高校大会)のスターといえば東福岡の藤田選手や常翔学園の重選手などですね。
2年生になり後輩も入ってきてようやく本格的にラグビーに集中するかと思われたのですがまたそこでも出鼻をくじかれる事件が、、
高校2・3年生編は今月中に更新したいと思います。
いや~note楽しいですねぇ。
スキも閲覧数もまだまだ少ないですが当時を振り返りながら描くのは楽しいです。
自己紹介ばっかりも面白くないので他の投稿もしていきます。
それでは。
おやすみなさい。