200才まで生きようと思う
今年の夏。と言っても、愛知県は
まだ日中35度を記録しているので、
9月と言えど残暑が厳しい毎日です。
そう、この夏。次男が読書感想文の
ために購入した本が、面白かった。
【成瀬は天下を取りにいく】
・2024年 本屋大賞受賞!
・坪田譲治文学賞 他14冠
と、数多くの賞を受賞していて、
大々的に報じられている1冊です。
内容ももちろん面白かったのだが、
「私は200才まで生きようと思う」
と言う一節が気に入った。
・生きたい
ではなく、
・生きられたら
でもない。
「生きようと思う」と、明確に
自分の意思が入っているのが良い。
しかも、ちょっぴりだが信憑性も
感じられる表現に小気味良い。
そして、それを実現させるための
生活習慣の描写も納得。
機会があれば、ぜひ読んでみて
欲しい一冊です。
・200才まで生きようと思う
がんサバイバーの私にとって
のみならず、健常者にとっても、
途方もない生涯計画だ。
それでも私は、この
「成瀬さんの言葉」に、
勇気とロマンを感じた。
さながら、宇宙旅行のように。
私も、200才まで生きようと思う。
もし、根治不可のがんサバイバーで
ありながら、200才まで
生きられたのなら、それはもう、
ノーベル賞ものではないか?
そんなワクワクする妄想も
抱いてみた。
幸せな本に出会えて、感謝です。
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました。