『春は夜汽車の窓から』(著者:三浦哲郎)は山手学院中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容、あらすじを紹介します!
■『春は夜汽車の窓から』(著者:三浦哲郎)について
この作品は、『21世紀版少年少女日本文学館20 汚点・春は夜汽車の窓から』という本の中の1作品です。
この本は、
井上ひさし 汚点
野坂昭如 小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話
野坂昭如 凧になったお母さん
三浦哲郎 春は夜汽車の窓から
三浦哲郎 初秋
三浦哲郎 メリー・ゴー・ラウンド
村上春樹 貧乏な叔母さんの話
村上春樹 踊る小人
4人の著者8作の短編集となっています。
この「21世紀版少年少女日本文学館」シリーズは、明治から現代までの名作が取り上げられ、漢字にすべてふりがながついていて、さらに、むずかしい言葉には、行間注で説明があり、頭注ではイラストや図で、詳しい説明も入っています。
ですので、昔の日本文学は読む気になれないという生徒さんでも、読みやすくなっていて、手を出しやすいシリーズです。
『春は夜汽車の窓から』は短いのですぐ読めます。井上ひさしさんの『汚点』も読んでみてもらいたいです。
中学受験では、2016年度山手学院中学校A日程の国語の入試問題で出題されました。
◆2016年度山手学院中学校A日程の国語の入試問題
大問2番で「春は夜汽車の窓から」全文が出題されました。
大問1番は論説文、大問3番は漢字の書き取りと読みで、大問3番まででした。
この大問2番の設問形式は、ことわざが1問、4択の記号選択問題が5問、10字の記述が1問、15字の記述が2問で、全部で9問でした。