音楽が好きな彼女との分かれ
十味(とーみ)ちゃんって、クソかわいくないですか?
あっ、どうも…
もうちょっとで十味ちゃんのチェキが届きそうでワクワクしているブロッケンJr.です。
https://twitter.com/toomi_nico
そんなめちゃんこかわいい十味ちゃんのTwitterは上記なので確認してくれよな!←
はい、では本題。
タイトルの話ですが、釣ってしまって申し訳ないけど、実際に付き合っていた彼女の話ではございません。
彼女は専門学校の同級生でした。
女の子なのに男の子みたいな名前なんだよなぁーってケラケラ笑う少し変わった女の子でした。
顔は少しだけ木村カエラに似てた。
専門学校ではよく音楽の話をしていました。
邦楽はゆらゆら帝国、ミッシェルガンエレファント。
洋楽ならベックやビョークなど色んなジャンルが好きな自分としても話がしやすい女の子の1人でした。
とある日、彼女がバイト代をはたいて好きな音楽の為にBOSEのデカいヘッドフォンを購入したのです。
自分や他の同級生は「BOSEやん、めっちゃええやん」などとお金のない学生時分の私たちは彼女の持つヘッドフォンを羨んでいました。
そして、夏休みに入った頃彼女に彼氏が出来たのです。バイト先で知り合ったバンドマン(笑)
夏休みに遅刻が多かった私と彼女は補講に来ていたのだが、その時に報告がありました。彼氏が出来た記念に補講に来ていたもう1人の友達と昼に近くの有名なラーメン屋でラーメンを奢る。
その時、彼氏の写真を見せてもらうも彼氏まさかのシド・ヴィシャス全力意識マンで苦笑い全回転wwww
まぁ、2人が幸せならいいよねっとそっ閉じ←
その後、授業中に彼シドのちんちんが小さい話や正常位でしかイケない等香ばしい話の数々に気分は米米CLUBの浪漫飛行ばりにin the sky(笑)
そして、夏休みが終わり。
秋になる。
普段遅刻が多い自分はたまたま朝イチから通学していた日だった。彼女はいつもの様に席にいない、同級生はしきりに「まぁ、昼休みまでには来るやろー」と話をしていました。
彼女は昼になっても来ませんでした。
同級生たちは「起きれんくて、サボったなぁー」と話をしていました。彼女は他府県から通っていた為、昼以降に起きてしまった時はたまに休んでいたので別に来ないことを不思議がる人間はいませんでした。
そして、帰る直前に担任が大慌てで教室にやってきました。
「彼女ちゃんが交通事故にあった。頭を強く打ってICUに入ったらしい。」
それまでガヤガヤとうるさかった教室が静まり返った。彼女と仲が良かった友人達は突然の事に泣き出す子たちもいた。
自分も何が起こっているか分からなかった。
悪い夢の中だと思った。
クソみたいな冗談言ってんのか、クソ担任。
頬を1発殴る自分。
そう、これは現実。
昨日までthe musicの新譜予約したと話してた彼女が何故、こんな事に。
その日はICUにいる為、家族以外が面会に行けない為、解散する事に。
モヤモヤした気持ちでバイト先へ向かう。
あまりに元気が無い事を店長に悟られたので、事情を話すとそんな気持ちで接客するのは厳しいやろうと言う事でその日は早退、次の日は急遽バイトを休む事になった。
次の日、学校へ連絡があり面会が可能になったとの事で面会に行った。
そこには、ほぼ植物人間でピクリとも動かない彼女がいた。脳の手術をした為、髪の毛を全て刈り上げられていた。
そして、クラスメイトに以下の事が告げられた。
「今は安定しているが、いつ最悪の事態が起きてもおかしくない。」
「彼女が事故にあったのはヘッドフォンを装着して大音量で音楽を聞いていた為、ハンドル操作を誤ったバスのクラクションに気が付かずに跳ねられてしまった事」
彼シドも病院の片隅でずっと泣いていた。
そして、彼女は3日後1度も目を覚ます事も無く、その生涯に幕を落とした。
奇しくも1番大好きな音楽に彼女自身が殺されてしまった形になってしまった。
音楽には罪は無いけれど、やっぱり色々な「たられば」が浮かぶばかりでした。
そこのアナタ…
ノイズキャンセリング機能の付いたイヤフォンを付けて車の運転や自転車漕いでませんか?
自信あるかもしれませんが、辞めて下さい。
アナタやアナタを想う大切な人達の為にどうか、そういった行為は辞めて欲しいです。
以上、ブロッケンJr.からの警鐘でした。
〜あとがき〜
正直な話、この話はあまりしたくなかったのです。何故なら、ポジティブな話ではないからです。
ただ、最近AirPod Proしながら自動車や自転車を運転してる人を度々目撃するもので、警鐘は鳴らしておきたいと思い、筆を取った次第です。
ヴィクトリアマイルの回顧も書かなあかんなーと思ってたんですけど、まぁ、需要もアレなんで先にこちらの記事を書きました。
暗い話すいませんでした。
長い間、読んで頂きありがとうございました。