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少しづつ、そうすこしづつ

私は、パーキンソン病になったとき、実の兄から人格を全否定するような言葉を。浴びせられた。
 (お前はもう人間じゃない)(廃人)(この先社会にかかわるな)などなど数えきれないくらい浴びせられた。
 母親は兄に負い目があるため、兄の決定がすべてで、従うしかなかった。
当時いた妻も、兄の説明をうのみにして、私のもとを去った。
息子もいなくなった。
ほぼ同時に、仕事も失った。
私は、ローンの残った自宅、自分自身のこの先の不安だけを抱えて1人になった。

そして、約7年転んだり倒れたり、沈んだり、いろいろありましたが、ここまで生きてきました。そして今までの人生で、出会ったことのない素敵な方と出会うことができました。
 数日前まで、彼女の本心を疑っていて、何とか逃げようと、いやなことばかりしてしまいました。
 でも2日前の深夜ですが、やっと自分は彼女の本心やさしさ受け入れることができて、もう嫌われようとは思わないことに決めました。
彼女自身、とてもつらい境遇を乗り越えてきて、今もその途中といってもいいくらいな状況で、私にとても勇気を与えてくれています。
これからは、私が彼女にどれくらい与えていけるかを、考えていけたらと思っています。
 あの子にとって、何が勇気につながるか、癒しになるか、正直皆目見当もつきませんが、まずは自分自身が前を向いて、肯定的に進むことじゃないかと、考えてはいます。
 人生これからどうなるか、見当もつきませんが、とにかく前を向いて
 
 少し、づつ いっぽいっぽ

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