子供のころの記憶
私は、5人兄弟の5番目の男子として生まれた。
家族構成は父母、兄が2人姉が2人(長女は生まれてすぐになくなっていて実際は1人)
小学生のころ、兄は高校生、私は読書が好きでよく分野を問わず、いろいろな本を読んでいた。
私が家で本ばかり読んでいるのを見て、長兄がことあるごとに、本ばかり読んでいると精神がねじ曲がってろくな人間にならないからと、何かといっては私を屋外に連れ出した。
長兄にしてみたら自分の価値基準、自分の知っている知識範囲で私のことを考えての行動だったのだろうと思うが、自分は運動があまり得意でなく、運動が得意な近所の子供たちの中で浮いた存在だった。
本をもっと読みたいという欲求はあったが、長兄が怖く何もしないで屋外にいるそれしか自分にはなかった。
今思えば、無気力な少年時代を過ごし、もしかしたら無為に過ごしてしまったかと反省しています。