『 5Gビジネス』を読んで

今回この本は専門的な内容が多くあったため、中田敦彦のYouTube大学の内容と組み合わせてまとめていきたいとおもいます。




まず5Gとは日本では2020年に実施されるfive generationの略です。

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5Gの特徴はこの3つに分けられます。

現段階で、5Gと聞いて、今までと何が変わって、どのように影響を及ぼすのか明確にりかいし、次の行動に移っている人はそう多くはいないと思います。

大きく分けると変わるものは次の6つです。

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まずは1つ目は映画やドラマ、YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツの変化です。

これは今までは動画や映画のダウンロードに何時間とかかっていたものが高速大容量通信によってわずか数分でこなせるようになり、超信頼・低遅延によっていつでもどこでも動画の視聴はもちろん、アップデートができるようになるというものです。


2つ目のVR/ARはスポーツ観戦や、ライブなどの視聴のしかたの変化です。

スポーツ観戦を例に取れば、今までは、直接現地に行くか、家のテレビで見るしか観戦の仕方がなかったのに対して、これからは現地にいながらスマホを見て、好きな選手の表情を好きな時に見たりすることが出来たりするようになります。

3つ目のゲームはもう既にgoogleがSTADIAといものの開発をすすめており、これは大きなクラウドのようなものがあり、その中に全てのゲームが詰まっているため、コントローラー1つあればどこでも、なんでもゲームが出来るというものです。そしてこれのすごさはこれだけでなく、YouTubeでのゲーム実況を例にすれば、実況者がリアルタイムでプレイしている場合、面白いと思った瞬間に同時にプレイするということも、多数同時接続によって可能になりました。

4つ目の自動運転というのは最も身近で想像しやすいものです。

まず自動運転とは次の6段階に別れています。

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ちなみに現段階ではレベル2までしか行けていません。そこまでしか開発が進んでいないと言うのも事実ではありますが、レベル3以降だと4Gまでの通信速度や信頼だと、ちょっとのミスが人命に関わるため、実験が出来ないという理由もありました。

それが超信頼・低遅延という5Gの技術によって実現可能になるのです。

5つ目は医療です。医療については、現在も取り入れられてる遠隔手術の発展が最も大きな変化です。一見革新的な変化は見られないように思えますが、前文で説明した自動運転と組み合わせると凄いことになります。

少し説明が不足になるかもしれませんが、例にあげるとすれば、1人のご老人が倒れた場合、何かそれを伝えるセンサーのようなものがすぐさま病院に伝え出発します。

ここまではそこまで変わらないかもしれませんが、ご老人を救急車に乗せてから遠隔手術ができれば車内で名医の治療を受けることも可能になるでしょう。

また、IOT社会(ありとあらゆる物がネットに繋がった社会)では、全ての車がネットで統制されているとすれば、救急車が通る道にある車は瞬時に退かして、最短で患者のもとに向かったり、病院に運ぶことが出来るようになったりもします。

6つめの商品というのは少しイメージが湧きにくいかもしれませんが、既に海外の大企業は実施しています。

それはAmazonが行っている、Amazon Goと呼ばれるものです。これはコンビニのような店で、店員もいなく、お財布を出す必要もなく買い物が出来るものです。

仕組みとしては、お店に入る際にある駅の改札のような機械に携帯をかざすことで誰が入ったかを認識し、何をカバンに入れるかをたくさんのカメラが追跡することが可能なため、勝手に購入されているというものです。


ここまで5Gによる良い変化について説明してきましたが、便利な分もちろんリスクもあります。

1番はやはりプライバシー次第に無くなっていき、常にAIなどによって監視されてる状況になること、また、すぐにどんな地域でも5Gが取り入れられるわけではないので、地域格差の拡大も挙げられます。

そして、今あるネットによる様々な問題がスマホができる前には想像できなかったように、誰もが現時点では想像しにくい問題が生まれるとも考えられます。

これからビジネスを始めようとする人は5Gの利点を生かした未来を予測しながら動くことは大切ですが、サービスをら受ける側はまだ見ぬ面白い世界を楽しみにすると共に、危険というものがつきまとうことも頭に入れて置くことが大切になります。

ここでは語れなかった専門的な分野を知りたい方などは是非本を手に取って読んでみてください。



5Gビジネス (日経文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4532114071/ref=cm_sw_r_cp_api_i_.R4tEbY7SSZA1





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