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【Factorio】Angels Mods 鉱石生成プロセスのまとめ

Bobs & Angels Mods(以下ボブエン)を導入すると鉱石生成のプロセスが複雑化する。Vanillaでは鉄鉱石の鉱床があるが、ボブエンではオリジナルの鉱石から生成する必要がある。オリジナルの鉱石は以下の通り

これらの鉱石はまず粉砕する必要がある。そのまま使う用途は存在しないので全て粉砕してしまっても問題はない。
粉砕してそのまま炉で焼くのが最初のプロセスになる。
サフィライトとジボライトは鉄板、スタチライトとクロチニウムは銅板を生成できるので、序盤はどちらか片方だけ使えば良い。

Tier 1: 鉱物単離

鉄板や銅板は粉砕した鉱石をそのまま焼いても作成できるが、鋼材を作成するためには鉄鉱石が必要となる。鉄鉱石を生成するには鉱物単離が必要となる。また、基礎電子基板の材料となる半田を作るために鉛鉱石とスズ鉱石が必要になるがそれほどの量は必要ない。

サフィライトなら鉄鉱石、スタチライトなら銅鉱石の比率が多くなり、2:1の割合になる。
この時点で鉄板や銅板を作成するための元鉱石の比率は以下のようになる。

  • 素焼き: 粉砕したサフィライト12 → 鉄板8

  • 鉱物単離: 粉砕したサフィライト12 → 鉄板6(鉄鉱石6) 銅板3(銅鉱石3)

わずかに収量は増えるが、鉄鉱石と銅鉱石が同時に作成されるので必要となる数量を把握しづらくなる。この段階ではサフィライト、ルバイト、ボブモニウムのみ鉱物単離をするだけで十分。足りない鉄板、銅板、スズ板、鉛板は粉砕した鉱石をそのまま焼けば良い。もちろん鉱物単離が詰まらないように優先する仕組みは必要となる。

サフィライト鉱石12から鉄鉱石銅鉱石合わせて9が収穫できるので、鉱物単離の収穫率は9/12すなわち75%となる。

鉱物単離はTier 2のアイテム(ボイラー2や溶鉱炉2など)や赤い基板を作るために必要。
余談だが、ReskinMODを入れるとTierごとに製作機が色分けされるようになる。工場が華やかになるのでオススメ。

Reskin未導入
Reskin導入後

Tier 2: 浮遊選鉱

浮遊選鉱により「サフィライトの塊」などに加工でき、新たな鉱石の取得とともに収量が上がる。
Tier 1では粉砕したサフィライト12から鉱石9が作成できるが、Tier 2では塊6(粉砕6)の鉱物単離により鉱石5が作成できる。
鉱石の収穫比率は元鉱石6に対して表の左端が2、それ以外が1となる。
収穫率は5/6すなわち83.33%となる。

このプロセスではTier3の青い施設や青基板が作れるようになり、大型電柱2が作成できる。
Krastorio2では大型電柱の接続距離が32だが、ボブエンの大型電柱は接続距離が30となる。Krastorio2などの列車ブループリントを使いたい場合は大型電柱2が必要となる。

また、このプロセスでは硫酸含有排水などの副産物が出る。これによりフッ素、塩化ナトリウム、硝酸などが生産できる。特にこの時点での硫黄や硫酸は貴重なので、浮遊選鉱は廃水のためにも必要となる。

さらにジオードという副産物が大量生産される。これは宝石の材料となり、宝石はモジュールの材料となる。この時点でモジュールを生産するか否かは自由だが、宝石にしておくことでジオード18から鉱石1に圧縮できる。

Tier 3: 鉱石浸出

Tier4の施設(紫)や紫の基板が作成できるようになる。鉱石浸出により結晶化でき、新たな鉱石の取得とともに収量が上がる。
コバルトはSPの作成に必要であり、その段階で必須となる。

このプロセスではサフィライトなら硫酸、ルバイトなら硝酸というようにTier 2で副産物として出る排水を処理したものが必要になる。さらに排水だけでは足りなくなることがあるので対処する必要がある。

鉱石の収穫比率は元鉱石8に対して表の左端が3、それ以外は1となる。
収穫率は7/8すなわち87.5%となる。

この段階では鉄の作成に他のインゴットを混ぜることで収量が上がる。しかし銅や鉄は余りがちなので加工の方法にも頭を悩ませることになる。

また、金鉱石が必要になる前に次のTierに進むことができるので、クォーツ次第だがルバイトやボブモニウムは必要ないかもしれない。

Tier 4: 鉱石精錬

鉱石精錬により純粋な鉱石ができ、タングステンが取得できるようになる。収穫率は100%となる。Tier5の施設(緑)や緑基板の製作に必要。
純粋な鉱石のレシピは結晶のみで、副産物も出ないので導入は簡単だが、各鉱石の生産量をコントロールすることが難しい。

同じタイミングでタングステン以外の鉱石はピンポイントで作成できるようになるので、足りない鉱石と余る鉱石の生産量をコントロールすることも可能。(ただし収穫率は大きく落ちる)

まとめ

総じて言えば、大量生産をすれば何かの鉱石は必ず余る。大きな倉庫を用意して余った鉱石を溜め込むのも一つのプレイスタイルだが、バランスを取るために回路を使って生産をコントロールするプレイスタイルも楽しむことができる。その際に本記事が役に立てば幸いだ。

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