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【Factorio】特殊インサータのスループット


Bob's Adjustable Inserters は30万ダウンロードされている人気MODだ。
研究が進むと拾う位置や置く位置が増えてオフセットも選ぶことができる。

通常は180度の搬送を行うが、90度や45度の搬送をすると搬送速度も倍、さらに倍になる。

オフセット

オフセットを調整すると、置くマスをさらに9分割して置く場所を指定できる。よくやる例としてはベルトの遠くと近くを切り替えられる。

私は今まで、オフセットはベルトの近くに置きたい場合しか使ってなかった。しかしオフセットによってスループットが大きく変わるということに気が付いた。

Quick Adjustable Inserters

Quick Adjustable Inserters は先述のBob's Adjustable Inserters と同じく、拾う位置、置く位置、オフセットを設定できる。さらにインサータのスループットも表示される。ちなみにBob's Adjustable Insertersに依存しているわけではなく、全く別で実装しているようだ。

下の画像は標準で置いた例で、毎秒2.308個を搬送できることが表示されている。これはVanillaと同じ回転速度864°/sの高速インサータでスタックボーナスなしの状態。

拾った位置にそのまま置くと毎秒30個の搬送が可能。搬送してないのと同じなので意味はないが。

オフセットによるスループットの違い

例えば下のチェストから右のマスに90度で搬送する場合を例にすると、オフセットの位置でスループットが大きく違う。
画像の黄色いマスがオフセットの位置となり、スループットが表示されている。

オフセットを左上にすると、180度(2.308/s)の倍のスループットは実現出来ていない。

オフセットを左下にすると180度の倍以上のスループットが実現できる。

Bob's Adjustable Insertersを使った場合でもオフセット位置による速度の違いはあるはずなので、Quick Adjustable Insertersを使っていない場合でも参考になるはず。
ほとんどのケースでは、インサータは速く動くのがベストなのでそのオフセット位置をまとめてみた。

インサータと拾う位置が隣り合っている場合は上記のようになる。
緑のオフセット位置はマスの中で最速の位置になる。
注目すべきは、45度の搬送でも最速で7.5/sであり、180度(2.308/s)の4倍になっていない事がわかる。

インサータの斜め位置で拾った場合は、45度の搬送が10/sであり、180度の4倍以上となっている。

同じ45度でも拾う位置とオフセットの設定により3倍以上の速度差が出る。

45度最速設定
45度最遅設定

まとめ

Bob's Adjustable Insertersなどの特殊なインサータは90度や45度での搬送が可能になり、スループットは大きく上がる。
しかしオフセット位置の設定によっては期待通りの結果にならない。
ちなみにBob's Adjustable InsertersでもInserter Throughput を使って計測したが、同様の数値となった。

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