ブイブイブイテューヌ・プレイ雑記#6
ラストまで駆け抜けたので、きっとラストの雑記。
先に言っとくと良ゲーだった。
ストーリーライン
ありがちな導入、ありがちなキャラからのぶっ飛んだ電脳世界観。
アンチとかオワコンとか、どっかで聞いた単語を全く知らない文脈でブッ放してくる。
とりあえず四女神もVTuberも、感覚は俺らに近いので、基本は説明聞いてウンウン頷いてるだけでいい。
最初から惑星レベルの救世主扱いで召喚されるので、スケールはデカいがとっかかりやすい。
VTuberファンの人々も、コラボ先のVTuberを救うというモチベが与えられるので、やる気にもなろうよ。
現実世界では、多くが娯楽として提供されているコンテンツたち。
このゲームは電脳惑星の国々を救う中で、俺達がコンテンツとどう向き合うべきなのかを問いかけてくる。
本編中でネプテューヌたちは一つの回答を示すが、それは答えの一つでしかない。
自分の心に浮かんだ答えを大事にして欲しい。
きっとそれが正解だ。君達に愛情があるのなら。
ボス達は(一部を除いて)エゴの塊のような存在で、ぶん殴ることに全く気後れしない。良いキャラだ。
「俺達はこうなってはならないのだ」という反面教師でもある。
人のふり見て、というヤツだ。この機会に、己の言動を振り返ってみるのも悪くない。
そして、コンテンツの終焉についても。
ノットファウンドのような寂しさをコンテンツに味わわせないように、コンテンツを愛してやらないとダメなんだよな。
いつまでも、というわけにはいかないかもしれない。
それでも、いつか触れたコンテンツたちは、俺達の精神の血肉になっている。
簡単には消えてくれないよ。
ストーリー内の設定の破綻が無いわけではないんだが、ソコは個人の許容値に依るかな……
個人的にはちょっと気になるかな、ぐらい。見てられないレベルとかではないので生暖かくスルーしよう。
設定厨とかご都合主義ダメニストの自覚があるなら避けた方がいいかな……
長くて短い旅路は終わり、それぞれの日常に戻っていく。
王道の締めくくりだよなぁ。
EMOの冒険を通じてコンテンツとの触れ合い方を見つめ直した彼女たちにとっては、これからの長い人生も大冒険になるだろう。
それはきっと、ゲームのプレイヤーたる俺達も同じはずだ。
これからの、全てのコンテンツの誕生と繁栄を祈って――