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「Übel Blatt~ユーベルブラット~」2025年冬アニメ感想14〜少しハードなダークファンタジー✖️復讐劇。死した主人公は亜人として甦る。

ユーベルブラット(Übel Blatt)は、塩野干支郎次さんによる日本のファンタジー漫画作品。

2004年から2019年まで
ガンガンYG→ヤングガンガン→ 増刊ヤングガンガンビッグ→ 月刊ビッグガンガン
で連載していました。
2019年に完結。全24巻。

2010年までの国内売り上げを海外売り上げが上回っているらしく、海外のほうが人気が高い作品のようです。

神託歴3968年、闇の異邦(ヴィシュテヒ)の侵略を封じるため、 皇帝は14人の若者たちに使命と聖なる槍を与えて送り出した。
3人は旅の途中で命を失い、4人は敵に寝返り皇帝を裏切ったとされ討たれた。
だが、それは栄誉を我が物にしようとした7人の仲間の裏切り行為であった。


帝都に凱旋した彼らは“七英雄”と称され、 帝国の民の尊敬を集め栄華の座に上りつめたが、 一方で、武勲を奪われ“裏切りの槍”の汚名を着せられた
一人の剣士・アシェリートが、妖精の血肉を食らい生き延びていた。

容姿を少年に、名をケインツェルに変え、20年の時を経て、 七英雄への復讐の旅が今はじまる— !

ユーベルブラット アニメ公式サイトより


2004年に連載開始した漫画なので20年越しのアニメ化ですね。
あらすじや設定を見たところ、かなり重厚なファンタジーのようで、1話で全部把握するのは難しい。


気になるポイント


・主人公は死んで亜人として蘇った

銀髪三つ編みのケィンツェルの回想でたびたび出てくる黒髪のアシェリート。

アシェリートは、ケィンツェルと同一人物。

あらすじにある闇の異邦(ヴィシュテヒ)の侵略を封じるため、 皇帝に命じられた14人の若者たちの一人なわけですが、
汚名を着せられて仲間達に殺されてしまいます。

その後蘇って今の姿に変化したようです。
耳も尖って、エルフのよう。髪は銀髪で足首まで長い。
一体どうしてこんな姿に?
その経緯は、今後の話数で判明しそうですね。

・ハードな世界観

1話の序盤で密航者の処刑シーンがありました。
密航者は皆、七英雄が治めている向こう側の国へ行きたいらしい。

が、道は閉ざされており、行くためには船に密航するしかないが
僧院の僧兵達は密航者を捕らえ、問答無用で処刑する。
この僧兵達が残虐非道でかなり地獄絵図の国です。

漫画のほうも見たのですが、完全にR18ですね。
殺戮描写的、性的な描写がかなり強めです。

アニメの方はかなりマイルドになってたので見やすくなってる。

海外で人気があると聞いたのですが、こういった面が影響しているのかもしれませんね。

全体の感想

ハードな設定のダークファンタジー。復讐劇の最後が気になる。
人物名が長くて難しい、覚えるのが大変。
作画はもう少し良くあって欲しい

最近珍しいハードな設定のアニメですね
漫画がR18要素あるので、アニメも若干そういう演出があります。

主人公のケィンツェルは一度死んで、妖精の力で蘇ったとのことで、
そのせいで今の姿になり
月の光で回復したり、歳をとっていない?ようです(20年経ってるのに少年のまま)
戦闘力はべらぼうに強くて、一人で大勢の兵士を倒すシーンが何度もありました。

ケィンツェルは見た目が若いですが、中身は40歳らしいです。
もう少し落ち着いていても良さそうですが、意外と若者っぽく振る舞ったりしてそのギャップが面白いです。

七英雄の七人に復讐しにいくストーリーなんでしょうが、
ケィンツェル一人だけで挑むのはなかなか難しそう。

ストーリー重視の作品だと思うので、
あらすじや設定を見て、ある程度覚えてから視聴すると、見やすくなると思います

少し厚めのファンタジーを見たい人にオススメです


漫画のほうはR18要素あるのでご注意!


アニメ視聴チャレンジは18本なので、今回14本目で、残りあと4本。
今月中には無事終わりそうです

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