RedBullHOMEGRAUND|VALORANTの大会で見つけたeスポーツイベントの完成形
ⅠRedBullHOMEGRAUNDとは
11/3~11/5の3日間行われたVALORANTの招待制大会です。
会場はなんと両国国技館です。この会場でeスポーツのイベントが行われるイメージがなく、僕は30年以上前のストⅡ大会以来だと思っています(事例を知っていたら教えてください笑)。
日本のチームを中心に世界中の有名なチーム8チーム参加するオールスタートーナメントであり、初日から会場は大盛り上がりでした。
ゲームイベントでありながら女性が多かったのも印象的です。また、観戦者のほとんどが10代から20代の若い方だったことも驚きです。
さらに、このイベントはVALORANTの公式大会ではないため、世界一の称号が得られるわけではありません。にもかかわらず、3日間でのべ13000人が入場した大会でした。
本当に若い方に流行っているタイトルだと感じます。チケットは学割を除くと最低でも6000円なので、そこにこれだけの参加者が集まり、かつそのほとんどが若いというだけでも桁違いにすごいイベントだと思います。
Ⅱ素晴らしかったところ
①モニターの数
本当に多かったです。ホール中央(土俵が作られる場所)の上空に4枚の超巨大モニターが吊るしてあり、2階と3階席からでも試合の模様がしっかり見れます。
一階席用には6枚の大型モニターがあり、ステージを囲むように配置されていました。
円形のステージのため、試合が見にくいと思っていましたが、実際はとても試合が見やすく臨場感も感じられた良い環境でした。
②ステージ上での演出
ステージへの入場時にレイヤーさんが先導するのもすごいのですが、チームののぼりをもっている方がいるのも好きです。
国技館での試合なので、相撲のような演出があると盛り上がりますよね。
ステージ中央には日本をモチーフにしたトロフィが飾ってあり、試合開始前にはその両脇に選手が並びます。
カメラが選手の中央を歩いた後、リーダー同士が拳を合わせる演出がかっこ良い。
そのあとは円陣を組んだり作戦会議をしたりするのですが、その場が見られるのがライブの醍醐味だと思います。
③これらを両国国技館で行えたこと
一般的にeスポーツの会場として使われない両国国技館にステージや照明、クレーンカメラを設置していることが素晴らしかったです。
ホールが広いこともそうですが、縦長の会場なので、どこからでもモニターや選手の雰囲気が見れられるのも良かったです。
個人的にうれしかったのは升席で観戦ができたこと。あの特別の体験は国技館ならではだと思います。
Ⅲ詳しいルール
ざっくりですが、大会のルールを説明します。
Day1は8チームがスイスドロー形式で2試合行い、上位6チームが本戦出場します。
観客目線だと8試合観戦できるので、試合数だけであれば一番お得です。
Day2以降は6チームでのシングルエリミとなり、Day1で2勝したチームをシードとして試合を行います。
Ⅳeスポーツ未来は明るいなぁ
これだけ大規模なイベントが実施できて、最低でも6000円の入場料を払う参加者がたくさん集まり、その上物販や飲食ブースにお金を払う。
ゲームのイベントで経済が回っている感覚がありました。
製作をした運営チームの皆様はもちろんチームの運営スタッフの方々にも感謝をして記事を締めたいと思います。
これだけの運営力があればVALORANT以外のイベントでもどうにかなると思います。
そうなってくると複数タイトルで素晴らしいイベントが行われることになります。
そうなったら毎月のようにお祭りが行われる楽しい環境ができますよね。
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