ウメブラSP10観戦記|3日間にわたって行われた日本最大のコミュニティ大会の全貌
Ⅰウメブラとは
2014年に開催されたスマブラシリーズのオフライン大会です。オープントーナメントの形式を採用しており、申請が通ればだれでも参加可能です。
コミュニティ大会ではありますが、今回の大会は3日間の日程でありながら、1200人以上の参加者を集めました。
10年前の第1回大会の際は40名の小規模大会でしたが、スタッフやコミュニティの頑張りによって今では1000人規模まで成長しました。
スマブラSPが発売した2018年以降はウメブラSPと名前を変え、10回開催しています。
ウメブラ自体は新型コロナ禍で2020年から3年ほど開催できず、2023年1月に復活しています。
前回よりも参加者や日程が増加した大会を、時系列に沿ってレポートています。
ウメブラSPのXアカウントはこちら
https://twitter.com/UMBRHP
ⅡDay1 1275人→384人
初日は1275人から384人まで選手を絞ります。1600㎡のフロアのほとんどが予選参加者で埋め尽くされる様は圧巻です。
200台弱のモニターとSwitchが存在し、午前と午後で半分ずつ参加者を入れ替えながら予選を進行します。
配信は3団体によって行われ、会場前方には3つのスクリーンがあり、試合が会場内外に放送されていました。
Day1は基本的に選手たち自身で各ブロックの試合進行行います。スタッフは原則トラブル対応以外行わないことで、少ない負担で大会を運営しています。
ⅢDay2 384人→16人
Day2以降は観客席の設置や有志によるブース出展が行われ、著名なインフルエンサーが来場するなど、対戦以外の部分にも力が入るようになります。
もちろん、大会の部分にも手を抜くことはありません。
ここからはいよいよスタッフが大会進行を行います。選手も試合に集中できる環境になり、トッププレイヤー同士の試合であればモニター付近に多くの観戦者が集まります。
半日近くかけてDay3の進出者16名を選抜します。日程の後半にはスタッフを中心に机やモニターを片付け翌日の準備を並行しながらの大会進行です。
ⅣDay3 16人→1人
いよいよ優勝者が決まる最終日!
ステージ以外のエリアはほとんど観客席となります。800人ほどの観戦者に見守られながら最終決戦が幕を開けます。
序盤は英語配信と日本語配信で1試合ずつ合計2試合を並行して行います。そしてTOP4からは両配信が同じ試合を配信します。
TOP4の入場は入場演出があり、観客席の中央を開けて選手がその花道を歩きます。会場後方には自動車が停めてあり、選手を後方からライトで照らす演出をしていました。
Ⅳ大会以外の見どころ
①非営利団体によるブース出展
Day2とDay3は非営利団体によるブースの出店が行われました。ブースの種類も多岐にわたり、中でもメンタルチェックやボードゲーム体験ブースなどスマブラと直接関係のないブースもありました。
きれいに塗装されたGCコントローラーやファンアートの展示会など、プレイ以外にもスマブラ愛やゲーム愛を表現する方法が用意されている素晴らしい試みだと思います。
②eスポーツ界隈の有名人が終結
両日ともにeスポーツや配信関連、ゲーム会社でのお仕事をされている方などが数多く集まっていました。
全員把握できていませんが、Twitterにて会場の写真をツイートされているのを拝見し、スマブラコミュニティ外からも注目されている大会なのがわかります。
そもそも有志が行う大会でハイクオリティな配信があり、照明やステージを準備し選手が映える環境を用意する大会って日本にはスマブラ界隈にしかないですよね。
Ⅴスタッフへの感謝
演出や配信以外にも準備や設営、大会進行や参加者受付などを行う多数のスタッフがおり、Switchを持参する選手がいるからこそウメブラや他の対戦会が成り立っています。
関わっているすべてのスタッフに感謝をして、こちらの記事を締めたいと思います。
皆様本当にありがとうございました!
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