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3年ぶりに復活した鉄拳のお祭り|MASTERCUP12は格ゲーコミュニティの底力が表現される大会

ⅠMASTERCAPとは

大会開始直後の会場の様子

 鉄拳シリーズの最新作を用いて行われるコミュニティ発の5on5のチーム制大会です。
 第1回は2007年であり、そのころは富山で行われていました。第5回から東京へ舞台を移し、ピークのころには1300人を超える参加者がいた超大型大会です。
 パンデミックが明け4年ぶりに大会が開かれ、リリース8年目にして750名以上を集めるのはすごい。
 鉄拳8が出たらまた1000人以上を集める大会になると思います。

Ⅱすごかったこと

キャラ限定オフと言えばキング総会


ユニフォーム完備

①有料でも参加者が集まっていたこと

 今回は無料なのですが、パンデミック前は1人3000円の参加費が必要でした。
 会場がTFTホールのような大型の会場のため、運営費をねん出するためにはその位の価格にしないといけません。
 にもかかわらずオープントーナメントで1300人集まって試合をしていました。
 最速で敗退すると開始15分で出番が無くなります。にもかかわらずそれだけの参加者が集まって試合をするのはすごいですよね。

②稼働8年目のタイトルとは思えないほど大規模

 2023年は稼働8年目のタイトルであり4年ぶりの開催というのもあって750名ほどの参加者にとどまりました。
 それでも、一般多岐な大会と比べるとはるかに参加者が多いです。
 また、今回は参加費が無料でした。恐らくですが鉄拳の公式サイドから資金提供があったのだと思います。
 新作の鉄拳8が1月26日発売するため、公式も気合が入っているのだと思います。
 会場にはTGSで展示されたパンダの像やガラスケースに入った公式グッズ、何より筐体版の鉄拳8が試遊できるブースがありました。

るりたゃんさん 8のリリのコスプレを最速披露していました

Ⅲ主なルール

 基本的にはBO1で行う5人勝ち抜き制であり、相手の5人全員を倒せばチームの料理となります。
 1次予選は1ブロック3チームによる総当たり戦を行います。1位のチームは2次予選へ、2位のチームはワイルドカードAに進出します。
 2次予選は1ブロック8チーム前後で行うシングルエリミであり、ブロック優勝を決めた7チームが決勝トーナメントへ、準優勝以下のチームはワイルドカードBへ進出します。
 ワイルドカードAはチームの代表者1名を選抜しBO1を行います。こちらもシングルエリミです。こちらで優勝した1チームがワイルドカードBへ進出します
 ワイルドカードBはAと同じルールで行われます。こちらで優勝すると決勝トーナメントへ進出できます。
 決勝トーナメントは8チームのシングルエリミで行われます。チームごとに会場中央の赤じゅうたんを歩きながら入場するかっこ良い演出があるのが好きです。

TGSにも飾ってあったパンダのモニュメント

Ⅳマスターカップの面白さの原点

 コミュニティ主導ならではの熱狂がありました。公式イベントでないため多少羽目を外して騒げる部分はあると思います。
 絶対に勝たないといけない大会ではないからこそ、ほとんどの方は楽しむことを優先できますし、本気で勝ちたい方であってもその価値がある大会です。
 ゲームの満足度や売り上げを考えればオンライン関連を強化するべきですし、大会もオープン形式のものはオンラインで行うほうがコストはかかりません。
 オフラインはインフルエンサーを集めた大会やオープン形式の大会の決勝大会に絞り観戦料を取るのが良いはず。
 それでも、オフの場で楽しく対戦ができる環境が残ることに意義はあると思っているので、マスターカップは今後も続いてほしいと思いました。

TZGaming|ゼウガル選手 TOP4おめでとうございます!


TZGaming|佐倉ゆるかさん 当日はシャオユウのコスプレをされていました


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