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ストリートファイター6の世界大会のルールと賞金を解説!|2024年度版
Ⅰ賞金が出る大会が2つある
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ストリートファイター6には、住んでいる地域ごとに行われるオープントーナメントとリーグ形式のチーム戦(クローズドトーナメント)の2種類が存在します。
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オープントーナメントは『Capcom Pro Tour』(以下CPT)といい、2020年以降は世界中で予選となるオンライン大会が行われています。
2024年度の大会は、優勝者に100万ドル、賞金総額128万ドルと高額であり、FPSやMOBAの大型大会に近づきました。
今年度は決勝大会が日本の両国国技館で行われるため、盛り上がる事間違いなしです!
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チーム制のリーグ戦は『ストリートファイターリーグ』といい、日本、ヨーロッパ、アメリカの3か所にリーグが存在します。
リーグごとに試合を行い優勝チームを決める形式です。
その後、リーグチャンピオンのチームが集まって世界一を決める大会を実施します。
2024年度の日本リーグは前年同様に優勝賞金が500万円、賞金総額は800万円です。
2023年度の世界大会は「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2023」の優勝賞金は8万ドル、賞金総額は15万ドルとなっていました。
今年の賞金総額は決定し次第追記します。
この2つのフォーマットは同時に参加可能です。
Ⅱオープン大会(カプコンプロツアー)
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概要
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オンライン対戦ができれば参加可能なオープン大会です。住んでいる地域ごとに参加できる大会が異なり、日本であれば日本予選に参加可能です。
決勝大会は『カプコンカップ』と呼ばれ、48名が出場可能です。
大会は大きく2種類の大会があり、オフライン大会の「プレミア」と「スーパープレミア」、オンライン大会の「ワールドウォリアーリージョン」と「ワールドウォリアースーパーリージョン」に分けられます。
賞金総額
1位 $1,000,000
2位 $100,000
3位 $50,000
4位 $20,000
5位タイ $10,000
7位タイ $5,000
9位タイ $4,000
13位タイ $3,000
17位タイ $2,000
25位タイ $1,750
33位タイ $1,500
オフライン(プレミア)
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オフライン大会は世界中で8つの大会が予定されており、これらの「プレミア」大会の優勝者がカプコンカップへと進出できます。
加えて、日本とシンガポールでは「スーパープレミア」と呼ばれる大会が行われ、こちらでは準優勝者を含め2名がカプコンカップへ進出できます。
こちらは1回の大会で出場者が決まる点が特徴であり、序盤の大会で勝てればカプコンカップへ向けての練習に時間を割けますし、後半であればラストチャンスの獲得のために出場する意義がある大会です。
また、居住地域に左右されず、参加できれば地元の国でなくても出場権が獲得可能です。
日本はスーパープレミアの大会があるため、2枠用意されています。
オンライン(ワールドウォリアー)
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全24地域ごとに行われるポイント制大会。
全部で5回行われ、上位入賞するとポイントが付与されます。
ポイント上位者は地域ごとに行われる「ワールドウォリアー決勝大会」へ参加でき、その大会で優勝すると『カプコンカップ』へ出場できます。
各大会で優勝できずとも、複数回上位入賞ができれば決勝大会へ行けるため、安定して強いプレイヤーが勝ちやすい構造です。
また、スーパーリージョンに選ばれている地域では、2名がカプコンカップへ進出できます。
ワールドウォリアーの合計ポイント1位のプレイヤーが進出確定、2位から9位までのプレイヤーが、ワールドウォリアー地域決勝にて残り1枠を争います。
日本はスーパーリージョンの地域であるため、2枠用意されています。
また、ワールドウォリアーにも賞金が設定されております。
1位 $2,000
2位 $1,500
3位 $1,000
4位 $700
5位タイ $500
7位タイ $300
スーパーリージョンのポイント1位の選手にも$2,000が提供されるため、日本の場合は2名の選手が$2,000を獲得できることになります。
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ラストチャンスクオリファイアー(LCQ)
毎年カプコンカップ直前に現地で行われる大会ですが、今年度は行われない予定です。
カプコンカップ
上記2種類の大会の上位入賞者が参加できる決勝大会で、この大会で優勝すると公式世界一となります。もちろんオフライン環境で行われます。
オンラインで10名、オフラインで38名の48名が出場可能です。
2023年度の場合、予選は参加者が8ブロックに分けて行うブロック戦です。そこを突破した16名が本戦へ進出しダブルエリミネーション形式で優勝者を決めます。
Ⅲリーグ大会(ストリートファイターリーグ)
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概要
こちらは4人1チームで戦うリーグ戦形式の大会です。
今年度も日本リーグの優勝賞金は500万、賞金総額800万となっております。
日本、北米、欧州の3か所にリーグがあり、各リーグの1位が「ワールドチャンピオンシップ」に進出して世界一のリーグを決定します。
日本のリーグは12チームが所属し、計48名のトッププレイヤーがしのぎを削ります。
6月時点では詳細な情報がないので、情報が公開され次第更新します。
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ホーム&アウェイ形式
ストリートファイターリーグの特徴的なルールであるホーム&アウェイ形式について説明します。
各マッチングごとにホームの回とアウェイの回があり、ホーム側が有利に試合ができるルールです。
というのも、アウェイ側は試合前にプレイヤーと使用キャラを宣告するため、ホーム側に対策を取られやすいからです。
そのため、ホーム側の時に大勝し、アウェイ側の際に惜敗することがポイント上位を目指すうえで重要となります。
もちろん、アウェイ側の時に勝利できれば、リーグ優勝に大きく近づきます。
リーグ本節
2ディビジョンに分かれて、それぞれ6チームがディビジョン上位を目指して総当たり戦を行います。
各リーグ合計30試合が終わった際に、それぞれのリーグで上位3チームがプレイオフへ進出します。
1位に近いほど有利となるので、1位が確定するまでは最後まで気が抜けないリーグの形式です。
プレイオフ
各リーグのプレイオフでは、準決勝でリーグ3位VSリーグ2位、決勝で準決勝の勝利チームVSリーグ1位の試合を行います。
リーグの順位が高いほうがホーム側で試合を行う機会が増えるため、リーグでの順位が重要となります。
グランドファイナル
こちらもルール詳細は11月時点では未定となっていますが、現在出ている情報や昨年のルールをもとに予想を記載します。
今年は各リーグの1位が平等な立場で戦うため、ホーム&アウェイ形式ではない可能性があります。
ワールドチャンピオンシップ
現在未定です。
昨年は3地域のリーグのチャンピンチームによる大会が行われています。
Ⅳ賞金総額100万ドルの大規模大会 Esports World Cup
こちらは公式大会ではないのですが、高額の賞金が獲得できる大会です。
世界中で行われる大会で上位入賞をした32名がサウジアラビアに集まり、決勝大会を行う形式です。
カプコンプロツアーやストリートファイターリーグと同時に参加できる大会となっております。
ストリートファイター6以外には鉄拳8が格ゲーから種目として採用されてとおり、様々なゲームジャンルから19タイトルが採用されています。
ストリートファイター6は8月前半に現地予選(LCQ)と決勝大会があり、決勝大会はダブルエリミネーション形式で行われます。
最速敗退(0-2)でも5000ドルがもらえるため、参加自体に意義がある大会です。
予選の結果などは下記サイト(格ゲーチェッカー様)をご参照ください
賞金 総額100万ドル
1位 30万ドル
2位 14万ドル
3~4位 7万5000ドル
5位タイ 4万5000ドル
9位タイ 2万ドル
13位タイ 1万2500ドル
17位タイ 7500ドル
25位タイ 5000ドル
Ⅴまとめ
①賞金が出るフォーマットが3つ存在する
②オープン大会は賞金総額128万ドル
③リーグ大会はチーム戦で世界一を目指す
④Esports World Cupにおいて総額100万ドルの賞金大会が誕生
こちらの4点を抑えておけばとりあえず大丈夫です。
選手の情報や大会自体のルールは少しずつ覚えていけば何とかなります。
まずは動画で選手を応援したり、実際にプレイしてスト6を楽しみましょう!
あとがき
本当はTOPPANGAリーグのように歴史のある大型大会やCRカップ、RAGEのようなストリーマーをメインに据えたイベントも紹介したしたかったのですが、あまりにも長くなるので今回は割愛しました。
大会やイベント数が多いので、ぜひ好きになれる大会や選手を見つけて、スト6を楽しんでください。
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