鉄拳8の世界大会のルールや賞金を解説!
Ⅰ公式大会のルール
公式大会について
公式大会の名前は「鉄拳ワールドツアー」といいます。
2017年から始まり、新型コロナのパンデミックによって中止や規模を縮小した年もありましたが、2022年に復活しました。
2024年度は世界中のコミュニティ大会を使って予選を行い、それらの大会で獲得できるポイントの合計が多いプレイヤーが決勝大会である「鉄拳ワールドツアーグローバルファイナル」に出場できます。
※追記
今年は決勝大会を日本で行うことが決まりました。
賞金総額は30万ドルです。
日程は12月5日(木)~12月8日(日)であり、会場はDay3以降ですが、ベルサール渋谷ファーストにて行われます。
LCQもあるため、今年の国内鉄拳シーンは盛り上がりそうです。
予選の方法
世界中の大型コミュニティ大会を使って予選を行います。試合形式は全てオフラインです。
予選となっている大会が多く、世界中で26大会が認定されています。
これらはマスターやチャレンジャー大会と呼ばれ、上位入賞すると多くのポイントが獲得できます。
EVOとEVOJapanはマスター+というランクが設定されマスターよりも多くのポイントが獲得可能です。
また、マスターとは別にDOJOという大会もあり、こちらはコミュニティの方が申請をすることで自由に開ける大会となります。
ポイントは少ないですが、気軽に鉄拳ワールドツアーに参加ができる点が魅力的です。
参加人数に応じてポイントが増えていく仕組みのため、DOJO大会があれば参加するだけでも選手の応援ができます。
ポイントの内訳は以下の通りです。
Ⅱ決勝大会の参加条件
ポイントの上限について
参加できる大会数には制限はありませんが、ポイント申請ができる大会数は制限があります。
これにより、大会に参加しにくい地方のプレイヤーにも本戦出場のチャンスがある点がポイントです。
世界大会出場手段は3通りあり、それぞれポイント申請ができる大会数が異なります。
①グローバルランキングで上位20名に入る
【「マスター+」1大会分+「マスター」2大会分+「チャレンジャー」3大会分+「DOJO」4大会】分のポイント合計値で順位を決定します。
大型大会だけではなく、中規模の大会にも参加が必要なため、プロゲーマーやチャレンジャー以上の大会が多い地域が有利となるランキングとなります。
②地域ごとの大会で優勝する(1枠×15地域)
【「DOJO」6大会】分のポイント合計値で順位を決定します。
下記画像の15エリア事にランキングがあり、各エリアのランキング1位が鉄拳ワールドツアーファイナルへ進出します。
日本も1つのエリアなので、こちらの枠で優勝を狙うのであれば海外遠征は不要です。
1位のプレイヤーがグローバルランキング20位以内の場合は2位のプレイヤーに繰り下がります。(2位以下も同様の処理を繰り返します。)
③現地予選で上位入賞する(枠未定)
鉄拳ワールドツアーファイナルにて行われる現地最終予選で勝ち上がる方法です。
①+②=45名であるため、グループ分けした際にきれいな48名を目指すと仮定するならば3名の枠があると予想されます。
大会直前で出場不可となったファイナリストがいればもっと枠が増えるとでしょう。
Ⅲ賞金総額100万ドルの大規模大会 Esports World Cup
こちらは公式大会ではないのですが、高額の賞金が獲得できる大会です。
世界中で行われる大会で上位入賞をした32名がサウジアラビアに集まり、決勝大会を行う形式です。
鉄拳8以外にはストリートファイター6が格ゲーの種目として採用されており、様々なゲームジャンルから19タイトルが採用されています。
鉄拳8は8月後半に現地予選(LCQ)と決勝大会があり、決勝大会はダブルエリミネーション形式で行われます。
最速敗退(0-2)でも5000ドルがもらえるため、参加自体に意義がある大会です。
予選の結果などは下記サイト(格ゲーチェッカー様)をご参照ください
賞金 総額100万ドル
1位 30万ドル
2位 14万ドル
3~4位 7万5000ドル
5位タイ 4万5000ドル
9位タイ 2万ドル
13位タイ 1万2500ドル
17位タイ 7500ドル
25位タイ 5000ドル
Ⅳまとめ
発売初年度ということもあり、大規模に大会を行っている印象です。
ファイナルの出場者数や賞金総額などまだまだ未定な部分も多いですが、そちらに関しては情報が発表され次第、追記いたします。
世界で最も売れている格闘ゲームである以上、今後も大きなイベントがあると思っています。
3D格ゲーの生き残りとしてこれからも応援します!
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