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朝、夫を玄関まで見送ること

「本当は朝、ドアまで見送って欲しいんだよ;_;」


私は時々、朝起き上がれないくらい体が重たくて、
寝坊して、
家事もサボってしまう時がある。

それは大抵、精神的に疲れてしまっている時が多くて、
ある程度、心と身体は元気になっても
その日を境にずっと朝起きれなくなってしまう。

最近もぐずぐずとそんな日々を過ごしていたんだけど、
今朝、いつものように夫が私の寝ているそばにきて
「○○ちゃん、行ってくるね。」
と、ぎゅぅぅぅぅっと私を抱きしめてから、
小さな、少し遠慮するような寂しい声で
「本当はドアまで見送って欲しいんだよ」
と言った。

そういう言葉を聞いたことが今まで何回かあって、
そのタイミングが来ると、
朝が起きれるようになって、家事なんかもできるようになる。
気持ちが整う。

私が、夫を見送らなくなってから
ずいぶん経ってから(少なくとも数週間)
夫は本音を呟く。

そろそろ寂しさの限界なんだな。
と思うと、
頑張らないわけにはいかないのだ。
どこかで身体が「待ってましたぁ!」と喜ぶような感じもする。

また今日から、整った暮らしができることにワクワクする!


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