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エディオンピースウイング広島に行ってきた

はじめに

今節、京都サンガF.C.はサンフレッチェ広島と対戦しました。場所は新スタジアム「エディオンピースウイング広島」。今シーズンの開幕当初からここには絶対に行きたいと思っていたスタジアム。入場チケットは争奪戦でしたが無事入手することができ、広島へと行ってきました。

エディオンピースウイング広島

車でスタジアムに向かいました。広島駅付近からは車で約10分程度の距離。近いです。以下の地図の通り、東西に延びる城南通りを真っ直ぐ西に進むと右手に巨大な建築物がどーんと見えてきます。圧倒的な存在感です。

橋から
モニュメント前
スタジアム東にある広大な芝生エリア
スタジアム北東から
スタジアム東から
スタジアム南東から

平和記念公園

待機列を確保した後、少し時間がありましたので近隣を散策しました。

原爆ドーム
広島平和都市記念碑
広島城

広島サッカーミュージアム

試合前であまり時間もなかったのですがスタジアム1階に併設されている広島サッカーミュージアムにも足をのばしました。

広島サッカーミュージアム入口
サッカーが広島復興の希望

戦後から現在に至るまでをつづった映像もありました。見ているだけでじーんときました。

シュートのエリア

体験型のコンテンツもいくつかあります。シュートの他、ドリブル、パスのエリアがありました。

ちなみにミュージアムを出ればそのまま常設されているグッズショップに繋がるという動線。よく考えられていますね。

スタジアム内

言うまでもなく圧倒的な臨場感のあるスタジアム。相手ゴール付近での選手の動きも対面からよく見えました。サンガスタジアムよりも見えやすいという実感を持ちました。高さとピッチまでの距離の影響でしょうか。

細かいところで言えば席の間隔がサンガスタジアムよりもやや広い印象を受けました。また、ドリンクホルダーも真っ直ぐに配置されていました。サンガスタジアムは取りやすさを考慮してか若干斜めの配置ですね。

ただ正直言うとそこまでの感動はなかったような。これは専用スタジアムに慣れきっているせいです。贅沢ですね。

また、外から見ても中から見ても大きいという印象を持ちましたが実際は収容人数としては28,000人程度。もっと入るものだと思っていましたので意外でした。コンパクトかつ高さ、それによってできる空間を活かした設計からなのでしょうか。

メインスタンド
バックスタンド
南サイドスタンド
スタジアムマップ

広島戦

今回のアウェイ広島戦は「覚悟と責任」というキーワードを自分に課してのぞみました。これはどういうことか。一つは前回の広島戦、サンガスタジアムでの0対5という大敗。上位クラブ相手に一矢報いるという強い覚悟。もう一つはどんなに苦しい時間帯であっても、最後まで諦めることなく選手を後押しする、負けている、しんどいときこそ応援をやりきるというゴール裏民として責任。この2つです。

そしていよいよキックオフ。前半は0対0で折り返します。後半、右サイドを駆け上がった福田選手がマイナスのクロスを入れ、それに平戸選手がダイレクトシュート。見事な軌道でゴールネットを揺らしました。この軌道は今でも脳裏に焼きついています。その貴重な1点を守りきり、見事サンガの勝利!覚悟と責任。0対5で大敗したときの雪辱を果たせたのではないでしょうか。

サンガの勝利

祝杯

試合後は祝杯をあげるべく、繁華街へ。スタジアムを出ればすぐに広大な芝生エリアがあるので観客は広く分散しながら帰ることができます。また、繁華街も徒歩圏内。電車で混雑なんて気にせず集団でも徒歩で繁華街へ向かえるのはとても便利。

広島といえばお好み焼ということでお好み村へ。行った店は「八昌」。大将がとても気さくな方で楽しい時間を過ごせました。

牡蠣デラックス
2次会も牡蠣づくし

宮島

次の日は宮島観光してきました。

いい天気でした

最後に

アウェイ広島戦の入場者数は26,521人。約90%の収容率。

一方、京都サンガのホーム、サンガスタジアムはどうか。直近で言えば京都vsG大阪戦、京都vs神戸戦では関西対決ということもあって約2万人もの来場者がありました。多くのファンサポーターが来場したのは事実ですが、京都vs鳥栖戦となると13,000人程度。これをみてもまだまだサンガのファンサポーターの数は多くなく、常にスタジアムを埋めるというところまでには程遠い。一人でも多くのファンサポーターを増やし、広島のようにチケット完売、圧倒的、熱狂的なスタジアムになるように。そのためにはどうしたらいいのでしょう。

その解は複数ありますが、一つ思うのはコルリさんをはじめ応援団の方々の呼びかけに共感し、実行する人を増やしていくこと。応援の波をゴール裏全体、さらにはスタジアム全体にも広げていき、一人でも共感する人を増やしていくこと。それが京都サンガ、ひいては京都の発展にも繋がるのではないかと。そんなこともふと思った広島遠征でした。

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