最後の「嵐山花灯路」だが、私たちの心の中で永遠に彩り続ける。
「京都・花灯路」
は、21世紀からはじまる京都の夜の新たな風物詩となることを目指し、平成15年3月から東山地域において始まったイベントだそうだ。
平成17年12月から嵯峨・嵐山地域においても実施し始め、京都の風物詩として定着していた。
そして、今年2021年は、
17年の歴史に幕
これまでの感謝を込めて
最後の「嵐山花灯路」を開催することになった。
それは行くしかない。
私は以前見に行ったことがないから、最初で最後。
でも、もし毎年必ず見に行く人がいたら、きっと私と違う気持ちで見に行くんだろう。
この17年間、たくさんの人が「嵐山花灯路」を歩いて、
きっといろいろな良い思い出が作られたんだ。
実は、私の故郷・中国では「元宵節」に「花灯」のイベントがあるんだ。
「元宵節」は「灯節」とも呼ばれている。
小さい頃はよく家族と一緒に見に行っていた。
京都の「花灯路」は露地行灯の「灯り」といけばな作品の「花」を意味するが、
中国では「花灯」は「提灯」を意味するので、「花灯」は灯りのことだ。
このような「花灯」がディズニーのショーみたいに長い列になって、
街を彩っていた。
今でもあの夜の鮮やかな景色と街のにぎやかな雰囲気をはっきり覚えている。
同じく灯りのイベントでも国と地域によって、灯り自体も変わるし、街の雰囲気も全然変わってくるので、面白いよね。
先週の土曜日に、中国の「花灯」イベントを想像して、今回の「嵐山花灯路」に行って参りました。
全然違った!
街を彩るだけじゃなくて、
山や竹林、お寺なども彩る、
嵯峨・嵐山地域を彩る立派なショーだった。
す、、すごい!
「嵐山花灯路」では常寂光寺や野宮神社、宝厳院、法輪寺、落柿舎、渡月橋周辺、竹林の小径、小倉池等のライトアップが全部楽しめるなんて、本当に京都の嵯峨・嵐山地域だからこそできることだと思う。
土曜日なので、非常に混んでいたけど、
普段と違う姿の嵯峨・嵐山地域が見れて良かった!
(普段こんな時間になったら、ほぼ真っ暗だよ)
では、一緒に見てみよう!「嵐山花灯路」
嵐山のアイドル・通さんに逢った!!背景はライトアップした嵐山。
青の竹林。
竹林の小径に何回も行ったが、夜は初めて。
なぜかいつもよりもっと高く見えた。
様々なお絵かき行灯。
鳥獣戯画の行灯が素敵すぎる!
数え切れないほどの行灯があった。
可愛くて綺麗で、心が温まった。
しかし、ほぼ毎日この辺を通っていたのに、一体いつの間にかこんなにたくさんの行灯を運んで来たんだろう。
大型花器によるボリューム感がある立派ないけばな作品。
「スカイランタン」
2021の幕を彩る「嵐山花灯路」は今年の12月19日まで開催する。
閑散期の冬に観光客呼ぼうと始まる「嵐山花灯路」のおかげで、
冬にも観光客が訪れるようになり、
一定の目的が果たせたそうだ。
17年が経ち、
嵯峨・嵐山地域は四季によっていろいろな美しい姿を見せてくれること、
きっとたくさんの人々に伝わった。
「嵐山・花灯路」、17年間ありがとうございました!
嵯峨・嵐山地域はこれからもきっと彩っていくよ。
残り後四日間もあるので、
もし機会があったら、みなさんも是非行ってみてくださいね!
今回もし行けなかったら、また来年の3月に京都・東山花灯路が開催されるよ!
それもとても楽しみにしている!🤩
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