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M2生活ー初めての学会発表(対面)

念願の学会発表デビューを果たしました。
院生時代に学会発表することが目標の1つだったので、達成できてよかったーーー。
本当は9/1が学会デビュー日のはずだったのが、台風でオンライン開催になり、ポスターを投稿したものの、特に質問もコメントもなく(汗)、デビュー感がまったくなかったのです。


実は緊張していた・・・?

日曜日が発表の日だったので、前日のゼミで指導教授に
「明日発表だよね?リラックスしてやるといいよ~」とアドバイスいただいたのですが、その時点ではまったく緊張していなくて(笑)
教授も「なんか全然緊張してなさそう」と笑われるぐらい。
帰宅して、絶対に忘れてはいけないポスターと配布資料のコピーと名刺を早々に準備して、天気予報チェックして、ちょっと暑そうだから七分袖のジャケットにしよう、とか考えて早めに寝たのです。
ハッと目が覚めたら、夜中の2時でした。
こ、これは、私、もしかして緊張しているのかも?
その後も、アジアのどこかの国で道に迷う夢を見て、早朝に目覚めました。

本当に道を間違えた

会場はちょっと郊外にあるS女子大学。井の頭線に乗って明大前で京王線に乗り換えるのですが、私、高校時代に井の頭線→下北沢で小田急線乗り換えで通学していたので、とても懐かしくて、ノスタルジーに浸りました。
到着した駅から徒歩10分と書いてあったし、簡単そうだったので、駅を出てから雰囲気で歩き出したんですよね。
なんで最初からGoogle Map見ないんだよ、と自分でも思うのですが、結構自分の感を信じたいところがあって。
しばらくしてGoogle Map見たら、案の定、目的地から遠ざかってました…
そして徒歩10分と書いてある場合、たいてい13分ぐらいかかるものだということも、うっかり忘れ、さらに日曜日は正門が閉まっているとのことで、さらに何百メートルか歩き、到着したころにはうっすら汗かいてました。

ポスター貼って人を待つ

この時間帯が一番緊張しました。
もし誰も足を止めてくれなかったらどうしよう。
私のポスターの前だけ皆が通りすぎたらどうしよう。
そんなネガティブな考えがぐるぐるして、落ち着かなかったです。
しかも、他の発表者はたいてい2~3人で来ていて、ぼっち参加はあんまりいない様子。ちょっと寂しい。
でも大会スタッフの方たちは皆さんとても親切で、手伝ってくれたり、いろいろ教えてくれたり、学会デビューでお作法が全然わからない私でもなんとかなりました。発表時間は2時間、在席責任時間は私の場合後半1時間だけなので、前半1時間は他のポスターを見たり、休憩してもいいらしいのですが、ひとりなのでずっと会場にいることにしました。

資料と名刺を配りまくる

最初に私のポスターをじっくり見てコメントしてくれたのは、お隣のポスター発表者の方でした。
「これ、興味深いです!」
えーーー、そうですかーーー!
すぐ配布資料と名刺を出したら、その方も
「申し遅れました、私、××の○○と申しますっ」とさっそく名刺交換。
お隣さんは某企業の研究員の方でした。
ふと見るとお隣のポスターを数名の方が見ていて、すかさずその方が説明を始めたので、私も一緒に聞かせてもらいました。さすがに大企業なので、調査のn数が桁違いで、うらやましかった。。。
そうこうしているうちに来場者が徐々に増えて、私のポスターも見てくれる方が現れました!
どういうタイミングで声をかけたらよいのか、かけない方がいいのか、悩みつつ、話しかけてみると、皆さん意外とノリがよくて。
いろいろ質問してくれたり、感想を教えてくれたり、知らない人どうしで話が盛り上がったり。見たらすぐ次のポスターに移動するのかと思っていたのですが、割と留まって意見交換などするものらしい、ということがだんだんわかってきました。
見てくださった方に、もれなく資料と名刺を渡し、今後の研究についてもお話してアドバイスをもらったりしました。

同じ大学の若い学生さんとの2ショット。ポスターは持ち運びやすい布に印刷しました


あっという間に2時間!

気が付いたら終了時間だった、という、怒涛の2時間。
いやー、楽しかった。
ぼっち参加でも全然さみしくなかった。むしろすべての方とお話できてよかったぐらいです。
同じ大学の別キャンパスの若い学生さんとも交流できて、一緒に写真も撮って、これからもがんばろーね、と励まし合いました(うれし泣き)
学会は同じ分野の研究をしている人たちの集まりなので、コメントや質問がすごく具体的だったり現実的だったりで、とても有意義でした。
午前中から出かけて、ランチも取らず、さすがに帰り道、疲労感がありましたが、なんか高揚感がすごくて、気分爽快でした。
M2修了までにもう1回ぐらいどこかでやりたいなー

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