副作用でコロナになるコロナ治療薬!?
赤いカプセルの新型コロナ治療薬「ラゲブリオ」(モルヌピラビル)が、9月16日から一般流通するそうです。「薬の生産体制が整い、安定供給できる見通しが立った」からということですが、市販直後調査で集まった副作用の情報について、大手メディアはなぜ報じないのでしょうか。
「ラゲブリオ」を一般流通させてよいのか?
以下、毎日新聞の記事から引用します。
一般流通が始まれば、これまでより処方されやすくなるでしょう。モルヌピラビルの添付文書などは、下記のページで確認できます。
添付文書を確認したら、この薬も有効期間が延長されていました!!!
24箇月から30箇月になっています。
ラゲブリオの問題点については、4月にも取り上げました。
薬害オンブズパースン会議のサイトで、「ラゲブリオ(モルヌピラビル)の使用一時中止を求める要望書」が公開されています。
https://www.yakugai.gr.jp/topics/file/Molnupiravir_shiyou_ichijichuusi_motomeru_youbousho2.pdf
ここに書かれている資料5として、「市販後直後調査」結果のPDFが書かれています。今これを見ると、4月のではなく、最終報告がでてくるので上書きされたのかもしれません。
以下、調査結果のほんの一部です。
副作用として「COVID-19」というのは、飲んだら逆に重症化したということではないのでしょうか。この調査結果はとても重要だと思いますが、テレビで取り上げているのを見たことがありません。
「死亡」が31人もいます。
*がついている症状は、「使用上の注意から予測できない副作用」と書かれています。予測できない副作用が3584件って、普通に考えて怖いです。
そのほか、様々な症状が書かれているので、ぜひ下記のPDFでご確認ください。
https://www.msdconnect.jp/wp-content/uploads/sites/5/2022/04/lagevrio-list-side-effects.pdf
この薬を処方される際には、同意書にサインする必要があります。
同意書はPMDAのサイトでも公開されています。
以下、同意書の一部です。
「市販直後調査」では、流産の事例が1件ありました。妊娠の可能性があったのに服用してしまったのでしょうか? 医師はきちんと説明したのでしょうか?
「あるかもしれない」というか、すでに市販直後調査で出てきています。
同意説明文書に書かれている副作用は、これだけです。けれども、市販直後調査では、「使用上の注意から予測できない副作用」が3584件も報告されています。処方される前にそれについても、ちゃんと説明してくれるのでしょうか?
細かく説明されないケースもあると思います。そのような場面になってからでは、じっくり資料に目を通す余裕はないでしょう。今のうちに、関連資料に目を通しておくことをお勧めします。