厚労省のサイトで、新型コロナワクチン接種後に起きた副反応疑いの報告が公開されています。9月2日に公開された新たな報告から、10代の気になる事例を取り上げます。
3回目接種後の小児多系統炎症性症候群(MIS-C)
14歳男子が3回目接種後に、小児多系統炎症性症候群(MIS-C)、心筋炎、間質性肺疾患、感覚鈍麻、胃腸炎、異常感、発熱、高体温症、咳嗽、リンパ節痛、下痢、発疹、紅斑、丘疹、気管支炎、頭痛、結膜充血、湿性咳嗽のために入院(入院期間:11 日)した事例です。
小児多系統炎症性症候群(MIS-C)は、新型コロナ感染歴のある子どもに見られる症状として報告されています。ワクチン接種後に、なぜこの症状が出たのでしょうか。
資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) より
紹介する報告は、重複している部分などは編集してあります。BNT162b2は、コミナティ筋注(ファイザー製)のことです。時系列で追えるように、順番を入れ替えたりしています。
かなり長かったのでだいぶカットしていますが、重要な事例なのでそれでも長めになっています。
下記のニュースで、新型コロナ感染の子どもにまれに見られる症状として、「MIS−C」のことが書かれています。
以下、一部を引用します。
MIS−Cは「心臓などの複数の臓器の働きが悪くなる」とのことで、紹介した事例でも心筋炎などの多様な症状が出ていました。
上記は7月のニュースですが、「全国での報告がおよそ20例」と書かれています。その1つに、このワクチン接種後の事例は含まれているのでしょうか。コロナ感染で重症化したくないからワクチンを接種したのに、コロナ感染の重症化と同じ症状になってしまうなら意味がありません。間質性肺炎も、武漢株のときにみんなが恐れていた症状です。接種後にそのような症状が出るなら、ベネフィットよりリスクの方が大きくなるのではないでしょうか。
上記の記事で医師は「小児科医の学会などを通じて全国的な実態を把握したい」と語っていますが、このような事例も含めて把握していただき、メディアはその結果をしっかりと報じてほしいです。
以前、コロナに感染して播種性血管内凝固症候群(DIC)で亡くなった10代がいましたが、ワクチンを2回接種していました(下記参照)。
これについても副反応やADE(抗体依存性感染増強)との関係について調べるべきだと思うのですが、調べているのでしょうか。ファイザー社もADEを重要な潜在的リスクとして認めているのに、メディアはワクチンとの関係については報じていません。
このような報告が出ているのに、厚労省は生後6ヶ月以上4歳以下の子どもへの接種を検討しています。
生後6ヶ月以上4歳以下の者への新型コロナワクチン接種に向けた接種体制の準備について(令和4年9月2日 事務連絡)
なぜ国もメディアも接種を勧めるばかりで、接種後に起きていることに目を向けないのでしょうか。どんなことにも、よい面と悪い面があるはずです。よい面ばかり話すのは、詐欺や悪質商法の手口と同じだと思います。